開運鑑定 占いの雑学 暦 端午の節句  | 小林明美の部屋 tarezo

小林明美の部屋 tarezo

こんにちは~♪
東洋占術(命)西洋占術、ルーン、易(卜)・観相学(相)が得意の占い師小林明美です。
ここでは、個人的に占術の雑学など興味があるものだけを、ご紹介しています。のんびり~更新していきます。

こんにちは小林明美です。
春土用真っ最中ですが、いかがお過ごしですか。
この期間はオンラインのみの鑑定をさせていただいていますwww。

今日は土用期間の間日となっています。


さて、土用土用と言いますが、ここで少し土用のお話をもう一度。


【土用】の雑節雑学!

※以前ブログで書いてるけどね。
 

本来は二十四節気の立春、立夏、立秋、立冬前の約十八日間を土用と称し、一年に四度あります。

しかし一般的に土用といわれているのは、夏の土用をさしており、新暦七月二十日ごろから立秋の前日までの期間です。
土用に入る初めの日を"土用入り"と呼び、土用が終わる日を"土用明け"といっています。
土用の期間は、土用入りの時刻によって変化して、十七日〜十九日間となります。
※格好長いんですよね~。
 

で現在は、春土用期間となっています。

この土用は、一年の季節に対して春は木、夏は火、秋は金、冬は水と五行(ごぎょう)を配置し、土は、四季にそれぞれ配される考えに基づいているものです。
つまり春・夏・秋・冬の四季を五行に振りあて、日数を木・火・土・金・水に分割すると各季はおよそ七十三日となり、春夏秋冬それぞれの季の終わりにさらに土の日数の四分の一の十八〜九日ずつ振りあてたものを土用としますと、一カ年は四等分されるわけです。
なお、土用の名称は、五行思想の「土」は物を変化させる作用を持ち「用」はハタラキの意味を示していることを表しています。

即ち、冬の土用が明けて春となり、夏の土用が明けて秋となるのは、それぞれ季節の万物を、土用が変じ替える作用をしていることを意味します。

そして、一年の春夏秋冬の四季にそれぞれの土用があが選日の一つに取り上げられているわけは、この期間中に動土(土を動かすこと)や土木工事などに着手することは大凶であり、壁を破ることすら凶であると、古来から伝えられているからです。

ただし土用の期間中でも、間日は障りありません。

【四季土用の間日】
春は巳・午・酉の日(23日、24日、27日です)
夏は卯・辰・申の日
秋は未・西・亥の日
冬は寅・卯・巳の日

また土用殺と言って、土用期間にその方位に行くことも大凶とされています。
春土用は南東方面(辰の方位)となります。
夏土用は丑の日に「う」のつく食べ物でウナギなどがあげられますが、春土用は戌の日に「い」のつく白い食べ物が良いと言われています。

【端午の節句】
5月5日の端午の節句は菖蒲を使って行事をするため「菖蒲の節句」とも言われています。
この菖蒲の葉は香りが強く薬草としての働きや、葉の形が剣に似ているので、古くから災いや病気をもたらす邪悪なものを祓う力があるとせれてきました。

「菖蒲の刀」「菖蒲枕」「菖蒲酒」など菖蒲をつかった風習はすべて穢を祓い清めるために行われていました。
 
端午の節句に湯船に入れる菖蒲湯は浸かって「健康、無病息災」を祈り、菖蒲の鉢巻は「賢くて強い子になる」おまじないなんです。

菖蒲を軒下に下げたり、屋根の上に投げたりすると厄除けになり火事にならないなど色々なお祓い、厄祓いに現代においても親しまれています。


5月5日は大人の方もぜひ、菖蒲湯につかり健康・厄払いをしてみてくださいね。