皆さん、こんにちは~(*´∀`*)
今回の帰路の機内映画のラスト。
5本目は『ジェミニマン』です。
《解説》
ウィル・スミスが現在の自分と若い自分の2役を演じ、「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」の名匠アン・リーがメガホンをとった近未来アクション。史上最強とうたわれるスナイパーのヘンリーは政府に依頼されたミッションを遂行中、何者かに襲撃される。自分の動きをすべて把握し、神出鬼没な謎の襲撃者の正体は、秘密裏に作られた若い頃のヘンリーのクローンだった。その衝撃の事実を知ったヘンリーは、アメリカ国防情報局の捜査官ダニーの協力を得ながら、政府を巻き込む巨大な陰謀の渦中へと身を投じていく。主演のスミスは現在のヘンリーのほか、クローンである若いヘンリーも演じ、クローンのヘンリーは最新のデジタル技術によってスミスの外見を若返らせている。ダニー役はメアリー・エリザベス・ウィンスレット。製作に「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジェリー・ブラッカイマー。~映画.comより
ウィル・スミス演じるヘンリーは、史上最強のスナイパー。
2キロ先を走行中の高速列車内の標的を射抜けるほどの射撃の名手です。
多くのターゲットの頭を撃ち抜き葬ってきたが、あるターゲットを狙っていたとき、少女が近くにいたため狙いがそれ、殺害には成功するが撃ち抜いたのが首だったことに落胆し引退を決めます。
引退生活を送っていたヘンリーは、レンタルボート屋でダニーと知り合い、旧友のジャックと海上で落ち合う。そこでジャックから最後に殺害したターゲットがテロリストではなく分子生物学者だったと聞かされる。そしてその晩、実は引退した自分の監視役だと分かったダニーとともに命を狙われ、旧友のバロンを頼ってコロンビアに向かう・・・
ここで、何人もの組織の人間に命を狙われるのですが、なかなかどうしてヘンリーさんが強すぎて殺せない。そこで ウィル・スミス VS ウィル・スミス という構図の出番です。
そして最後にはもっとすごい敵が。。。
予告動画はこちら
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ヘンリー演じるウィル・スミスさん、実に良い俳優さんですね。
そしてジュニアを演じるのもウィル・スミスさん。
ヘンリーのクローンとして作られたジュニアは、よく似た俳優さんで撮影したのかと思えば、なんとウィル・スミスのパフォーマンス・キャプチャーを元にフルCGで作られたとの事です。
「アリータ:バトル・エンジェル」と同じ手法ですね。
バイクシーンも超ヤバいです。
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ダニー演じるメアリー・エリザベス・ウィンスレットさん。
彼女は、アメリカ国防情報局DIAの女性潜入エリート捜査官。
バロン演じるベネディクト・ウォンさん。
紅の豚の様な風貌の旧友バロンは凄腕パイロット。
今回の出張で一緒だったメンバーの一人が彼そっくりなのは内緒。
ハンガリーのブタペストのワンシーン。
風光明媚な良いところですね。
クレイ演じるクライヴ・オーウェンさん。
ヘンリーの元上官。彼のクローンとある関係が・・・
さてさて、クローンや遺伝子操作技術を使って最強の兵士をつくる。という研究は実は既に中国で行われていると言われています。この技術が兵器として応用されると、この映画の様に兵士が大量生産でき一般から徴兵する必要がなくなる(死んでも代わりがいる)。ゲノム編集を行えば、筋肉を増大させたり体を大きくしたり、もしかしたら皮膚の表面に強固な鎧を作ることだって可能かもしれません。また、痛みや恐怖心を感じない兵士だってできてしまいます。怖いですね~。
もしかすると、アメリカでも似たような研究は行われているかもしれませんが、アメリカではどちらかというとロボット兵器という方向に振られているんじゃないでしょうか。
皆さんも既にネットとかで、かなり屈強な4本足の頭のない犬のような荷物運びロボットを見たことがあるかもしれません。横から蹴っ飛ばしても倒れないような奴。
実は既に民生用としてここまで来ているようです。
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民生用でこれですから、お金に糸目をつけない兵器用となったら凄い事になりそう。
クローンについては、必ず倫理的な問題になりますね。もしこの先、人類が生殖機能を失ったりした場合、クローン技術で命をつないでいくという可能性もないとは言い切れませんが。。。
クローンでよく言われているのは病気や怪我をした時のスペアパーツの様な使われ方です。自分と同一の遺伝子ですから移植時の拒否反応がありません。とてつもないお金持ちにはそういう選択肢も出てくるかもしれません。この映画「アイランド」の様に・・・
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あぁ、ずいぶん怖い話になってしまいました。
どうせクローン技術を使うなら、理想の彼女、彼氏をつくるという方が
発想としては健康的?ですよね。
今回の渡航中の映画は、これでおしまいです!
それでは、また~。