人の口癖ってその人の人となりを自己紹介しているんだと今更ながらに思ってます。

 

子供の頃、よく聞かされた母の口癖は

“女の敵は女だからね”

でした。

 

ほんの子供だった私はこの言葉に震え上がったこと覚えています。

 

この言葉を言う時の母の形相も怖かった。

小馬鹿にするような顔だったり

怒りあらわだったり...

 

彼女は何か娘の将来に役に立つこと言っていたつもりなんでしょうか…

 

あるいは何かしらの鬱憤を晴らすためだったのでしょうか…

今となっては分かりません…

 

この言葉、祖母の口癖でもあったようなんですけどね…

一族の女性たちの関係性をよく表しています。

 

結局本当の対等性とか敬意とか感じられない...

 

 

 

 

じゃあ私が今、敵ばかりの中にいるでしょうか?

全く違います。

 

区別ができるようになってきたからです。

見極めることができるようになってきているから。

 

実はずっと母の言葉を彷彿とさせるような出来事いっぱいありました。

親友だと思っていた人に裏切られる…

すごく傷付きましたけど

ちゃんと見極めてみると“親友”と思っていた人は

大事なところで母そっくり

だったら私がしなきゃいけないことは?

 

見極め!

 

私を一番傷つける人

私を一番利用しようとする人

私を本当はバカにしている人

私の不幸を喜ぶ人

 

一番の親玉は誰?

 

 

あなたが即刻離れたほうがいい人っているんです。

残念ながら親であっても。

 

 

今私はこの言葉を

私の敵は“母その人”

と言い換えています。

 

だって“母のような人”を見極めて離れることが幸せの土台ですから。

 

自分を守るんです。

守るから守られる...

 

 

『どうせ私なんて』が私の言語外の口癖だったんですね。無自覚でした。

不思議だけど、やめられたから自分がいかにそれを言っていたかわかるようになる。

自分自身の周囲の人との関係性もわかる。

 

 

 

自分がいかに周囲に影響されてしまっていたかもわかる。

 

 

ちょっと周囲を見渡してみて要らないものはやっぱり捨てましょう。