「遺言ツアー」

「遺言ツアー」

今活!「心の財産」を相続する遺言教室
「絆・気持ち」という「心の財産」だけに視点を当て、整理した気持ちを文章に綴ります。
人間関係に悩んだとき、勇気がなくて前進できないとき、これからの人生を考えはじめたときに最適なプログラムです。

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「遺言ツアー」は、日常から離れた時間と場所に身を置き、専門家の指導のもと、名湯に浸かり、料理を味わい、リラックスしながら遺言書を完成させることを目的としたツアーで 2009年にスタート。これまでに4回開催しました。

「カネ・モノ」という有形な相続だけでなく、「人・気持ち」という無形の相続も兼ね備えた法的な「遺言」を書くために、心の専門家である心理カウンセラーと遺言書作成の専門家である行政書士が同行する日本初のツアーです。

また、1泊2日(もしくは2泊3日)という限られた時間と、非日常のステージにつくことが重要で、豊かな環境に身を置くからこそ、身も心もしだいにリラックスしていきます。だからこそ、
気持ちが反映した遺言が書けるとあって、参加者やメディアから好評を頂きました。

そして!
4回のツアーを開催したのち、見えてきたこと。
それは、
「気持ち抜きで相続は成立しない」
「気持ち=遺言」
ということであり、
遺言を書くにあたって先に心の棚卸しをして気持ちを整理(意思を固めてWILL LETTERを綴る)しておかないと、
どんなに優れた遺言書作成のプロがいても遺言は書けないということでした。

これは、参加された方々の十人十色の声を反映しての結論です。

参加者の約半数の方々は、
気持ちより法的な遺言を書くことだけが目的だとおっしゃいます。

が、実際のところ、
正式な遺言が書けた方は
わずかでした。

正式な遺言が書けた方というのは、最初からご自分の気持ち(意思)が固まっていたから書けたのです。
気持ち云々より法的な遺言が書きたいと参加された方々は、結局のところ、ご自分の気持ち(意思)の整理に追われて、物理的な相続までは辿り着きませんでした。
そして、みなさん揃っておっしゃるのです。
「遺言は気持ち(意思)が整理できていないと書けない」
「遺言は気持ち(意思)の反映だったんですね」
と。

「遺言」は、年齢に関係なく書こうと思ったときが書き時ですし、気持ちの整理をしたいとき、人間関係に悩んだとき、これからの人生を考えはじめたときに、すんなり書けるものなのかもしれないですね。