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※旅行中につき日々のcan見聞が当分の間できなくなるため、その間は「はるきゃん推しへの道」を掲載していきます。
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■本日の結論:
アイドルと握手するためにCD買うなんて邪道。
そんな思い込みも一冊の本で覆される。
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2012年8月、一冊の本が出版された。
『AKB48白熱論争』(幻冬舎新書)
[著:小林よしのり、中森明夫、宇野常寛、濱野智史]
大層面白く興味深い本であり何度も読み返してしまったのだが、ここでは内容には深入りしない。
この本から受け取ったメッセージを一つだけ挙げるとしたら
↓になる。
■AKBについて知りたければ握手会に行くべし
宇野氏によるとAKBはTVなどのマスメディアの力に頼ることなく、「現場(劇場、握手会など)」と「ソーシャルメディア(ネット)」を核にして成長してきたとのことである。
その説からは「握手会に行かずしてAKBについて語るのは片手落ち」という論が導かれる。
関連して、ここのやりとりが最高に面白かったので引用。
--P.89--
中森:
(前略)たとえば握手会に行ってCDを何百枚も買うファンの行動は、宗教的としか思えない。
もちろん宗教にはオウム的な怖い面もあるんだけど、これだけ何も信じられない世の中においては、共感されるべき良いこともあるはずです。
ある少年が、握手会で出会った女の子を「推そう」と決断するとき、そこで生まれるのは恋に似ているけれども、恋ではないものですよ。
だって、その相手とは握手することしかできないんだから。
宇野:
でも、そえはメディアを介した近接性が生んでいるわけじゃないですか。
AKB独特のシステムがあるからこそ、そこで恋に似た何かが生まれる。
中森:
たしかに僕自身、アイドルの定義は「メディアを通した恋」だと思っているんですよ。そのメディアはテレビでもいいし、舞台でもいい。
それは単なる恋なんだけど……。
小林:
つまり、今までのアイドルのファンは、テレビの向こう側にいるアイドルに一方的に恋をするしかなかった。
中森:
そうそう。
小林:
でも握手会で直接会うとなると、たしかにテレビがなくても成立はするよね。
宇野:
だから小林さんには是非、握手会に一緒に行ってほしい。
小林:
いやぁ。いいトシこいて少女と握手はない(笑)
濱野:
いいじゃないですか1回ぐらい。
中森:
まさに宗教の勧誘みたいになってきたな(笑)
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この本を読み、自分が勧誘された訳でもないのに、握手会に行かねば、との強迫観念に取り憑かれてしまったw
しかし、問題が1つある。
誰と握手すればいいのか?
この時点で軽く推していた(つもりだった)みいちゃんについては、何故か握手したいという気持ちが湧き起こらなかった。
早いとこ「本気の推し」を見つけなければならない。
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| 石田晴香 |
|はるきゃん|
| きゃん |
| can |
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