個人が持つ価値として知識があります。
これがうまく人に伝わると、
頼られるようになったり
一定の評価を受けられるようになります。
では役に立つ知識って何でしょうか?
- 生活の豆知識
- 話題になる小ネタ
- 即戦力になる仕事の知識
- スポーツなどで反射的にできる動作
いろいろあると思いますが、
狭量に考えてみると
「今一番やりたいことをいかにうまく実行できるか?」
に落ち着くんじゃないのかと思います。
そのための知識は、本を読めば手に入るかもしれませんし
もしかしたら20年も職人の元で修業をしないと手に入らないかもしれません。
でも、うまくその知識を手に入れられれば、
今をうまく過ごせるようになりますし
次もうまく過ごせるでしょう
次についていは「いつまでも」と思っていると足を取られるので油断禁物ですけどね。
ここまでできていれば、一つ能力向上ができています。
そんな知識ですが、最近段階があるなーということを意識し始めています。
新しい発見ではないのですが、
この意識の仕方をしたのは初めてだったので報告します。
ただ知っただけの知識
例えば、
・ちょっと本を読んでみた、
・他人から話を聞いてなんとなく知っている
・テレビで話してた
・少し勉強した。
そんな知識です。
これは、どれだけ集めても
以下の言葉が付いてしまうものです。
「らしい」「ようです」「みたいよ」
まだ自分で経験していないので、確信を持っていない状態です。
大量に情報を集め補強することで、なんとなく知っている気になれますが、
集めた知識頼りなので、細かい部分はやはり抜けていたりします。
このときの特徴は(難点や悪いところとは言いません)
あくまでも第三者視点であるということ。
自分の主観を交えての話や、その部分は「体験できていないので」わかりませんとは言えない状態です。
ただ知らないので、知ったかぶりをしてそれは〇〇であるとしか言えない状態。
国会答弁でつつかれる穴もこういうの多いですね。
自分の中に溶け込んだ知識
・実際に体験、経験して何らかの知見と主観をえた知識
・上記の反対になりますが情報を集めまくって、自分の欲する課題や疑問のほとんどに答えを出した知識
(わからないということも含め)
かなと思っています。
この知識は「らしい」「ようです」「みたいよ」が後ろにつくことはなく
「だった」「なんだよね」「だよ」と確信を持った単語を付けることができます。
付いたとしても、はっきりと経験とそうでない知識との差がついています。
だから、その知識の大小にかかわらず、
何らかの知見をもって話すことができる。
ポイントを押さえてあれば、「役に立つ知識」になると思いますし
(少なくとも本人にとっては)
ありのままあったことを、思ったことも含めて頭から話し始めれば一つのお話ができます
このブログは、後者ですね
ありのままあったことを頭から話している感じです。
個人主義の中での役立つ知識とは
今世の中は、個人主義の世界だと思っています。
少なくともweb上の情報はそうかなと
みんな同じ方向を見ているようで、実は自分に合った情報を探している
その中でほしい情報は、自分に合っていて確実性が高い情報
そんな情報に「みたいです」「かもしれない」
なんて書いてあっても、うーんほんとかな?と思ってしまいます。
それなら、誰の役に立つかわからないけれど、
自分の主観で「いい」と思ったことを前面に出しておきたい。
これなら「役立つ知識」と確信を持って言える。
そんな情報を経験とともに増やしていきたいと思うのです。