19世紀のセヴィリャから現代のアメリカに舞台を移した演出の『 カルメン 』
カルメン の アイグル・アクメトチナ、初めて聴きましたが、高音から中低音に至るまでの完璧な声と圧倒的な表現力が、彼女をあの若さで現代最高のカルメン歌いにしてしまったのですね。聴き惚れてしまいました。
最後、カルメンがバットで撲殺されたのには驚きました。やはり、カルメンはナイフで刺殺されるのがお似合いだと思いますよ。
いつもこのオペラを観るたびに思うのですが、奔放な女にのめり込む真面目な男の絶望的な恋は いつの世にもあるのですねー。ドン・ホセ の他には、マノン・レスコーに惚れる青年騎士デ・グリュー 然り、谷崎潤一郎の『痴人の愛』も然り、男が密かに憧れる世界かもしれませんけどね、、、


