第311句 ~音程は 丁寧だけでは 〇〇〇〇〇~ | 宇津雄一の『ボイトレ川柳』

宇津雄一の『ボイトレ川柳』

現役ボーカルインストラクター兼、現役シンガーソングライターのブログ

音程は
丁寧だけでは
つまらない

【解説】
譜面通りの音程とリズムを完璧に取ったところで
それが素晴らしい歌になるかというと
そうではないから歌は面白いです。

むしろ、少し遅らせる、雑にするなど
崩しに行くところに歌唱力が凝縮されていたりすることが多いです。

もちろん、それらはまず
普通に音程・リズムがうまく取れることが大前提。
そこに崩しを入れることで、初めてアレンジが効いてくるようになるので
基本が大事であることは間違いありません。