安易なビブラートは危険ですのでやめましょう。 | 宇津雄一の『ボイトレ川柳』

宇津雄一の『ボイトレ川柳』

現役ボーカルインストラクター兼、現役シンガーソングライターのブログ

「できると歌がうまく聞こえるので
ぜひビブラートを覚えたい」
という方が多いですが、
本当にそうでしょうか?

ビブラートはあくまで装飾品であって
土台がしっかりしていなければ
耳障りになってしまうことも多いのです。

まずは
「どんなビブラートでもつけたい…」ではなく
あの歌手のあの曲のあの伸ばしてる部分、
というように
具体的にどんなビブラートのことなのかを
自分でしっかり見つけてみてください。

それが定まらないうちは
安易なビブラートをつけにいくのはやめましょう。
先になんとなくで身につけてしまうと
後から取るのはとっても難しいのです。