次の季節を待つ喜び 2017。始めることはわりと容易い。 だからこそ、後始末を丁寧にして次へ繋ぐ | 石原悠一 ブログ

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ライブペインティングパフォーマンスや壁画作成、ボディペインティングなど様々なアート活動を行っている石原悠一のブログ

昨年のこと。

 

最近は胸が苦しくなるニュースも多いし、

「今」のことばかりな気がして。


だから、


マルティン・ルターさんは、りんごを植えたようだけど、


僕と子分(甥っ子)は、トマトを植えた。


 

そのときのブログはこちら↓↓

【次の季節を待つ喜び。トマトに水をやりたがる】

http://ameblo.jp/yuichi-ishihara/entry-12153094359.html

 

 

 

そして先日のこと。

 

子分 「キャップ、そろそろ植えたい」

僕   「今年もトマト?」

子分 「トマトとね、なすとね、ブロッコリーを育てたい」

   ※子分=甥っ子  キャップ=僕

 

そんなやり取りから、

最近子分が手に入れた自由帳にまとめていく。

何を植えるのか、何を買いに行くのかを絵と文字で整理する。

 

そして、買い出し!

結局、トマト、ナス、ブロッコリー、オクラ、ピーマン、エダマメを植えることに。

 

ホームセンターで、苗と種をドキドキしつつも真剣に選び、

 

昨年の土をプランターから出して、丁寧にふるいにかけて今年の土をつくる。

何度も疲れて休んだり、飽きて虫を探し始めたりしつつも、

それなりの集中力でお手伝いを頑張りました笑☆

 

 

そして、種と苗を植えて、、、

 

 

今年の甥っ子畑が完成!

 

結局、ホームセンターで目移りして、パプリカと、黄色いトマトも追加☆笑

 

色が違うし興味を持ったんだろうな。

 

 

 

 

子分は昨年、トマトを植えてから、水をやり、収穫をし、トマトの生活環を知った。

 

暖かくなってきたときに植えたことを覚えていて、

今年も植えたいと伝えることができた。

 

普段食べている食事の中から、

興味を持ったり、好物だったりする野菜を考え、自分で決めることができた。

 

そして今年、

昨年の後始末をしてから種と苗を植え、

終えることと始めることの繋がりを知ったはずだ。

 

 

始めることはわりと容易い。

 

終えることも、無責任に投げやればそれから目を背けることができる。

 

だけど、始めたことを丁寧に終え、それを次の始まりにすることは根気や工夫が必要だ。

 

 

もちろん3歳でそれを身につけられるとは思わない。

ただ、そういう過程をもって、始める責任を見せてやりたかった。

 

 

始めることはわりと容易い。

だからこそ、後始末を丁寧にして次へ繋ぐ。

 

この基本的な倫理観を子どもに伝えるためにも、自然を感じて次の季節を待とうと思う。