こんばんは。

丸亀のヨガ教室、結です。



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――― Brother Eagle , Sister Sky
      A message from Chief Seattle
     酋長シアトルからのメッセージ ――― より



遠い祖先たちの声は、

わたしにこう語った。
小川や大川をきらめき流れていく水は、

ただの水ではない、
お前の祖父の

また祖父たちの血でもある。
すきとおった湖水のなかの

おぼろな面影は、
わが一族の

いのちの営みの記憶をものがたる。
せせらぎの音は、

お前の祖母のまた祖母たちの声よ。
川はわれらの兄弟。

川はわれらのかわきをいやす。
川はわれらのカヌーを運び、

またわれらの子らを養う。
おまえも川にやさしくあれよ、
兄弟たちにやさしくあるのと同じように。


亡き祖父の声は、こう語った。
大気は貴い。

大気はすべてのいのちを支え、

魂を与えてくれる。
わたしに誕生のいぶきをおくってくれた風は、
臨終のといきもまた、

受け取ってくれたのだ。
この大地と大気を、

いつまでも神聖なものとして守るように、
草原の花々のかおりに満たされた風を、

だれもが、
心ゆくまで味わいにいける場所として。



最後の肌赤き人たちが、

荒野とともに消え、
かれらの思い出が、

草原をよぎる雲の影にすぎなくなったとき、
浜辺や森が、

それでもここにあるだろうか?
わが一族の魂が、

わずかでも残っているだろうか?
祖先たちは、わたしにこう告げた。
われらは知っている、

大地はわれらのものでなく、

われらが大地のものであることを。


                  (続く)



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今、わたしの教室には

毎日とてもさわやかな風が

吹き込んできています。


最後に

シャバ・アーサナ(屍のポーズ)で

横になっている時にも、
風がからだを通りぬけていきます。


まさに、

自然がわたし達のものではなくて、

わたし達が自然のものだという事を感じます。



川を敬い、大気を尊び、自然に身をゆだねること、
大いなるものに溶け込むこと、


それが祝祭だと思うのです。