こんばんは。

丸亀のヨガ教室、結です。




酋長シアトルは

アメリカ北西部のインディアンの

一つの部族の指導者でした。
1850年ごろ、

ワシントンの政府はインディアン達の土地を

無理やり買い上げようとしていました。
その時の彼の言葉です。

このメッセージは

本来の人間の姿、

あり方を考えさせられるものです。
わたし達が忘れてしまっている

大切な事を

もう一度思い出さないと

いけないのではないでしょうか?




――― Brother Eagle , Sister Sky
     A message from Chief Seattle
     酋長シアトルからのメッセージ ――― より



空が金で買えるだろうか?と、

酋長シアトルは話し始めた。
雨や風をひとりじめできるだろうか?



母はわたしにこんな話をした。
この大地にあるものは、わたしたちにとって神聖です。
松の葉。砂浜。暗い森にたちこめる霧。
草地も、羽音をたてて飛んでいる虫たちも。
みんな、わたしたち一族の思い出の中に、
神聖なものとしてあるのですよ。



父は、わたしにこう言って聞かせた。
わたしは知っているよ、木々の幹を流れる樹液のことを、
血管を流れる自分の血のことを知っているようにな。
わたしらは大地の一部だし、大地はわたしらの一部なのだ。
いいにおいのするあの花たちは、わたしらの姉妹だ。
クマ、シカ、大ワシ、あれはわたしらの兄弟だよ。
岩山の峰、草原、
ポニー……みんな同じ家族なのだ。

             (続く)



わたし達は大地の一部だという、

そんな当たり前のことを忘れてしまって、
土地も川も空も、

全て人間の持ち物であるかのように

勘違いしている。
人間の持ち物であろうはずがないのに…。



その根底の部分を

わたし達は理解しないといけないと思います。