お久しぶりですニコニコ全然更新できず申し訳ありませんでしたアセアセ週1で更新が目標ではあるのですが、出来ないので不定期更新でやっていきます悲しい

 

ブログを書いていない期間は、体調も優れなかったり、仕事も忙しかったり大変だったりして「しんどうな」と感じつつ、嬉しいなと感じることもありました。自分の気持ちを整理したいなという意味もこめて、今回は、完全に私個人の見解ですが、チャイルドライフスペシャリスト(CLS)をしていて嬉しいなと感じることと、大変だなと感じることを書いていきたいと思います飛び出すハート

 

 

 

CLSをしていて嬉しいなと感じること

細かくいうとたくさんあるのですが、特に嬉しいなと感じることをいくつかピックアップしました!

 

①子ども達に癒される

とてもざっくりとしていて申し訳ないのですが、CLSとして・・というより小児科で働いていて嬉しいことかもしれませんが、子ども達に癒されますピンクハート私は子ども大好きなので、ただ眺めているだけでも幸せなのですが、CLSという職業上、子どもに信頼されることが絶対条件なので、子ども達は私を見つけると声をかけてくれることが多いですニコニコそんな姿に毎日とっても癒されています。「そらささんだ!」と手を振ってくれたりする姿を見ると、癒されると同時に、「ちゃんと信頼関係を築けているんだな」と嬉しく・・というよりは安心します。

 

②多職種から「ありがとう」と言われる、頼られる

これは、私が病院に一人で、チャイルドライフプログラム(CLSの活動をそう呼んでいます)を確立している真っただ中ということもあるかもしれませんが、医師や看護師など多職種から相談や依頼を受けたり、介入したあとに「ありがとう」と言われると嬉しい気持ちになりますニコニコ知名度が低く、一見何をしているのかわからない職種のため、4月に着任したときは、自ら積極的に動いていくという形だったのですが、ありがたいことに、医師や看護師、院内学級の先生などなど、協働できる職種の幅が広がり、相談を受けたり「ありがとう」と言ってもらえる機会が増えました照れもちろん「ありがとう」はいつでも嬉しいのですが、チャイルドライフプログラムが少しずつ根付いてきている感じがして、嬉しく思っています。

 

③子ども達の頑張る力が育っていく姿

3つめに書いたのですが、この子どもたちの頑張る力が育つことを見ることが、この仕事をしていて一番嬉しい瞬間です星CLSの活動の目的は一言でまとめると「子どもたちが病気に立ち向かう力を引き出すこと」です。私が思う一番理想の形は、「子どもたちが自分達でどうしたら頑張れるのかを考えて、それを自ら実践できる」ことです。

 

例えば、点滴や採血が嫌いで、いつも腕を隠していた幼稚園生の子が、何度もプリパレーションディストラクションを繰り返し行うことで、今では自ら「一緒に来て抱っこして」「テレビ(iPadでYouTube)見てやる」と教えてくれて、私の膝に座って自ら腕を差し出し、動画を見ながら動くことなく、ケロっとして採血も点滴も出来るようになりました花私がいないときも、保護者の方のお膝でケータイで動画を見て頑張っていますニコニコそんな風に、子ども達が自らの力で頑張る姿を見ると、やりがいもありますし、とっても嬉しいなぁと思います照れ

 

④子ども達や家族の笑顔

そして、これは言わずもがなですが、子ども達の笑顔を見れると嬉しいです。私はノーマライゼーションの一環として子ども達と遊ぶことも多いです。私が遊ぶときは、子どもたちは抗がん剤投与中だったり、輸血中だったり、様々な理由でお部屋から出られなかったりする場合が多いのですが、そんな状況の中でも遊びの中で「楽しかった」「また来てね」「もっと遊びたかった」と笑顔が見られると嬉しいですニコニコそして、子ども達が笑顔だとご家族の笑顔も見られて嬉しく思いますルンルンスタッフを巻き込んだ企画をすることもあり、そういう時にスタッフに楽しんでもらえることも嬉しいなぁと思いますキラキラ

 

 

CLSをしていて大変なこと

次は反対に「大変だな」と思うことです。大変だなと思うことも色々あるのですが、特に大変だなと思ったことをピックアップしました。ちょっとリアルすぎるお話もあるかもしれないですが、CLSを目指している方には、心の準備として知っていてもらえるといいかなとも思います。

 

①子どもたちが辛いときに正面から向き合わなくてはいけない

これはCLSの宿命でもありますが、じわじわと(時には一気に)心がすり減ります。CLSのフィールドではセルフケアがものすごく重要とされているのですが、それはこの宿命からくる辛さゆえかなと思います。

 

どういうことかというと、例えば注射のような処置でも、子どもの辛い気持ちに常に正面から向き合い続けなくてはいけませんびっくりマーク医師や看護師も痛かったり子どもが嫌がる処置をする側として辛いと思うこともあると思います(私も看護師時代は「ごめんね」と思っていました)。でも、心の中ではそう思いつつも、処置に集中しています。つまり、心のフォーカスは「処置自体」なんですよね。でも、CLSの意識は子どもに集中しています。心のフォーカスは「子どもの辛い気持ち」で、それをどうやったら和らげられるのかを考えています。

 

誰かの辛い気持ちに向き合っていると、Secondary Trauma(二次受傷)や同情疲労と呼ばれるものが引き起こされるリスクが高いといわれており、子どもの辛い気持ちに向き合うCLSもそのリスクが高いと言われています悲しい実際「すごく辛かった」と思うことはあまりないのですが、気づいたら心がすり減っていたりします真顔

 

②同じ視点で相談できる人がいない

これは、私の勤務先にCLSが私のみということも大きいのですが、同じ視点を持って相談できる人がいないことは結構辛いですアセアセちょっとしたことは、私はよくデスクが隣のクラークさんや同じお部屋の先生方にお話ししているのですが、子どものサポート方法に迷ったときや、本当に悩んでいることは相談できなかったりしますガーンCLSのお友達と電話でお話したりして気持ちを整えることもありますが、オンタイムで相談できないことは辛いなと感じます。

 

相談できる人がいないことが辛いなと思うと同時に、寂しさも感じたりします真顔着任式は新人看護師さんたちと一緒だったのですが、その時に看護部の管理者の方が「同期は大切な仲間だから大事にしてね」と話しており、「私は同期どころか同じ職種もいないんだなぁ・・・」と寂しくなったりしました泣CR(医師控室)にデスクがあるので、先生方が優しく声をかけてくれたり仲良くしてくれるのですが、やっぱり寂しいなぁと思うこともありますえーん

 

③私服

これは、勤務する病院によるのですが、私の今の勤務先はCLSは私服ですニコニコ医療行為をする人ではなく、もっと子どもに身近な人と一目でわかってもらえるのが私服のメリットで、私もそのメリットは感じています照れだけど、だけど、だけど、めんどくさいんです!!!私は、アメリカ時代以外はずーっとユニフォームのある職場でしか働いたことがありませんでした。なので、私服に慣れないのと、CLSとしての私服が難しくて、初めはとっても困りました泣お洋服は大好きなのですが、あまり派手だったりきれいめなのもどうかと思うし、動きやすいことも大切だし、でも可愛く明るくいきたいし・・・どうしようかなとガーン今では感覚も掴んできて、それなりに楽しんでいますが、洗濯もちょっと大変だし、めんどくさいなと思うこともあったりしますニコニコ

 

④多職種連携が難しい

これは常に難しいというわけではありません。むしろ、今はそれなりに連携できているんじゃないかなとも思います。しかし、中には「CLSなんて必要ない」と思っていたり、連携しようという意識があまりないワンマンプレーな考え方の人もいます。色々とやりたいなと思うと、連携は必須なので、難しいし大変だなぁと思うことも多いです悲しい

 

それから、これはとてもリアルな闇の部分になってしまうかもしれないのですが、子どもと関わるお仕事をしていると、その可愛さゆえに、「私が一番好かれていたい」という気持ちが出てくることがあります。私もそう思っていた時期もなかったわけではありませんが、今は全くそんなことはなく、子どもが頼れる人がいるのであれば誰でもいいと思っていますうさぎただ、CLSとして、子ども達と信頼関係を築くということは1番最初のステップであり、1番大切なところでもあります。なので、子ども達とは信頼関係を築けるように、一緒に遊んだりお話したりしています星どうしても、「私が一番好かれていたい」という気持ちがあると、それを「そらさんは●●ちゃん/くんに好かれてるから~」「そらさんは●●ちゃん/くんをひいきしている」という見方をして、良く思わない方もいます。CLSとして大切なことだと理解してもらっていても、感情の方が勝ってしまって、上手く連携をとれないことも少なからずあり、連携の大変さを感じていますアセアセ


 

以上、ちょっと長くなってしまいましたが、私が思うCLSとして嬉しいことと大変なことでした。大変なこととしてネガティブなことも書きましたが、CLSというお仕事はとてもやりがいもあるし、今はこの仕事以外は考えられないくらい大好きな仕事ですイエローハート

 

最後まで読んでいただきありがとうございますニコニコご意見やご質問がありましたら、気軽にコメントやメッセージをお願いしますうさぎ

 

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