こんにちは
このブログを見に来ていただきありがとうございますブログ内のカテゴリーを少し整理してみました少しでも見やすくなっていると嬉しいです
さて、チャイルドライフスペシャリスト(CLS)になるためには、インターンシップが必要なのですが、そのインターンシップをするために必要なことがいくつかあります(詳細はこちらの記事をご覧ください)。その中で前回の記事ではボランティアについて書いたのですが、今回の記事ではプラクティカムについて書きたいと思いますプラクティカムの記事は3つくらいに分けようかなと思っています今回はプラクティカムをするまでのお話になります。
●プラクティカムってなに?
プラクティカムは日本語にすると「実習」です。ただ、看護師実習などとは違い、積極的に自分自身が何かをするというわけではなく、見学ベースになりますチャイルドライフのプラクティカムは、病院によってプログラムの内容は違いますが、基本的にはスーパーバイザーとなるCLSについてCLSの仕事を見学します。インターンシップはCLSとして働くための前段階にあるのに対し、プラクティカムは「CLSを知る」といった導入になります。病院という特殊な環境に慣れたり、CLSの仕事を知るということが目的になっていることが多いです
プラクティカムのプログラムは病院によって様々ですが、多くは週2~3日で2~3か月、100~200時間のプログラムになります。春学期、夏学期、秋学期のそれぞれで行われています。プラクティカム自体はチャイルドライフ協会(ACLP)によって定められているCLS資格取得の必須項目ではないのですが、インターンシップに応募する際に必要になります(絶対必須ではありませんが、多くの場合は必要です)。
●どうやってプラクティカムをするの?
看護師実習なんかだと、学校の授業の1つなので学校側で実習先を用意してくれるのですが、チャイルドライフプラクティカムはそういうわけにはいきません所属大学が提携している病院がある場合は別ですが、多くの場合は自分でプラクティカムをする病院を探して応募する必要があります。そして、書類審査、面接をして合格するとプラクティカムをすることが出来ます。チャイルドライフは色々と競争率が高いのですが、プラクティカムも例外ではありません。インターンシップだと倍率が約30~50倍ほどなのですが、プラクティカムはそれよりは少し倍率が低めです。ただ、プラクティカムをすることも簡単ではないので、そのためにボランティアをしたり、色々なこどもとの経験をすることが重要です
●どうやってプラクティカムをする病院を探す?
日本人の留学生の難関のひとつが、この病院探しだと思います。私もアメリカの病院については全く知らなかったので、病院をどう見つけたらよいのかとまどいましたでも、留学を終えるころにはカリフォルニア周辺のこども病院&小児センターはほぼ言えるようになりました。病院を見つける方法は色々とあると思うのですが、Facebookのチャイルドライフ学生のコミュニティーにあるリストを使ったり、自分で調べたり色々出来ます。私は友人にこのブログを教えてもらって、このブログを見て探しましたあとはミルズの先輩の話を聞いたりもしました。
病院を探すときに、私はこの2つを重視しました。
①病院の場所
病院の場所は大きなポイントの一つです。大学から離れた場所に行く場合、新しい住居を探さなくてはいけないですし、アメリカだと安全性や差別も心配です。なので、私はカリフォルニアの病院を中心に探しました。
②プログラム
プタクティカムはACLPで特に規定が定められていないこともあり、病院によってプログラムが大きく違います。時間数も100~200時間以上と大きく差があります。病院のホームページでどのような内容なのかざっくりと知ることが出来ますし、詳細を知りたい場合は面接の時に聞いたり、メールで問い合わせることも出来ます。プログラムの何を重要視するかは、何を学びたいかだと思います。ちなみに私は・・・
・150時間以上のプログラム:
インターンシップをするときに、プラクティカムが必須の病院が多いです。150時間以上あるとだいたいの病院の条件をクリア出来ます。
・プレイルームで過ごす時間が少ない:
プラクティカムはCLSの導入ということもあって、プレイルームで過ごす時間がプログラムに含まれている病院もあります。個人的に、それらの経験はボランティアでも可能なので、プラクティカムではもっと違う経験が出来るプログラムを探しました。
・振り返りがしっかりしている:
これは私がコロラドのプログラムを選んだ理由の1つでもあるのですが、しっかりと振り返りが出来ることも大切だと思いました。学んだことをちゃんと自分の中に落とし込めるような振り返りの時間が確保されていることは大切だと思います
こんな感じでプラクティカムをする病院を探します。競争率が高いので、5個くらいは応募すると良いのかなと思います。
少し長くなってしまったので、具体的な応募過程の話は次の記事に書きたいと思いますさらにその次の記事から実際のプラクティカムのお話を書いていきたいと思います
最後まで読んでいただきありがとうございましたご意見ご感想がありましたら、気軽にコメントお願いします
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