BLACK SUN | 今だけ( >ᴗ<)و ̑̑ チョットだけ( >ロ<;)و ̑̑

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フリースタイルダイアリー的なアレコレ。たった一度の毎日、無駄にはできません。

 おはようございます、こんにちは、こんばんは!

 yui-yuiでっす!٩(ˊᗜˋ*)و

 

 さぁ、見ましたよ

 仮面ライダー BLACK SUN!

 

 

 わたしね、子供の頃に、おぼろげながらに見てた記憶はあるんですよ。

 でも兄が観てたから一緒に見てた、程度で。

 歌も何となく覚えていて、でも、仮面ライダーの名に恥じないヒーローだったように思います。

 改造人間であることに悩み、葛藤し、孤独に戦う、正しく石ノ森ヒーロー!

 というイメージでした。

 

 まぁですので、わたしはネット上で見られる偏執とも呼べるほどの仮面ライダーブラックファンの方々の心理は全く判りませんし、何かっちゃぁ最強のライダーはブラックだと主張する稚拙な方のマインドも理解できません。

 

 そもそも思い入れがない。

 でもそれは、キライという訳ではありません。

 

 BLACK SUNの予告とか見た時には、まぁ大人向けのライダーなのだろうなぁ、と思ってたんですよね。

 

 で、実際に見てみると、確かに変身にはヒロイック的な、象徴的な感じがなく、相手を叩き伏せるために、腕力的に優位な形態へと変化する、という感じでした。

 

 西島秀俊さん演じる南光太郎は、正義の味方でも何でもなく、状況に対応して戦います。

 

 対するシャドームーン、中村倫也さん演じる秋月信彦にも、信念はあるように見えるものの、実際には自分の意思では戦っていない。

 

 過去(作中では1972年)に学生運動から反政府運動をする団体に、うやむやのうちに行動を共にすることになって、そこにいた女に、まぁ言ってしまえばたぶらかされます。

 

 少し調べたのですが、テレビ版のブラックでのシャドームーンは信彦であったことの記憶は残ってはいるけれど、人格は別人、みたいなことが書いてあって、いやぁ確かに光太郎いくらが呼び掛けても無駄で、戦いたくない、みたいなシーンを何度か見た記憶があるかもしれない、と思いました。

 

 でも、BLACK SUNの信彦は、そうした洗脳的なこともされていませんでした。

 

 そもそもの舞台が、怪人と人間が一緒に暮らしている日本だそうで、これはテレビ版のブラックにはなかったような気がします。

 怪人差別がひどい日本。

 

 政治的思想のメッセージ性も強く、ツイッターに一定数いる、現実とドラマの区別もつかないような幼い精神年齢の方が、かなり憤りを感じていたようですが。

 

 作り物のドラマやねん……。

 だから、そこにあるように思えるメッセージ性をどう受け取るかは見た人それぞれなんだと思いますけどね、もっか言いますか。

 作り物のドラマやねん……。

 

 まぁ自身の政治的思想と異なるものがあれば、好意的には受け入れられない気持ちも判りますし、そうした方に無理に見て楽しめ、なんて言えようはずもありません。

 

 ま、そこは置いておきまして。

 差別だ、ヘイトクライムだ、保守派だ革命派だ、政治とカルトの癒着だ、そんなもんはただのフレーバーなんですよ。

 

 おまえら政治ドラマ見てんのか?

 仮面ライダーだろ?って思っちゃうんですよね。

 

 そうしたメッセージ性が強い方がより深い作品だ、みたいな風潮、わたしはちゃんちゃらおかしいと思っちゃうんですよ。

 

 だから、サイボーグ009でもそう。

 Re:CYBORGもCALL OF JUSTICEも、政治だの世界だの、下手に絡めすぎ。

 やるならもっと上手にやって欲しかったし、できないならVSデビルマンみたいに娯楽に振って欲しかった。

 だからVSデビルマンのほうが面白い!って感じるんですよ。

 

 仮面ライダーという作品を創る、と決めた時点で、キモになる部分は決まってるんですよ。

 

 じゃないと押井守みたいな、作品レイプともとられてしまう作品が出来上がってしまう。

 

 仮面ライダーがどうかっこよく戦うのか、がキモな訳で。

 わたしは子供の頃からそうした政治的なシーンになると、途端にメンドクセー!って思っちゃうんですよ。

 まぁそれは我の頭が悪いことも要因の一つなんですけれどもねw

 そんなことよりライダー見せろ!()

 

 そこに焦点を当てましょうよねw

 

 

 さて、このBLACK SUN。

 過去にテレビシリーズでやった仮面ライダーブラックのリブート作品。

 リメイクではなくリブート。

 うーん、まぁ物は言いよう、って感じのリブート。

 

 仮面ライダーブラック。

 南光太郎、ブラックサン、秋月信彦、シャドームーン、創生王、ゴルゴム、そんな名前だけを借りて、好きにいじくり回した作品。

 そんなような気がしますねー。

 

 それは良いか悪いかはまた別問題で、リメイクはできないから、リブートっていう言葉を使うしかなかった、って感じはあります。

 

 子供の頃に見た、仮面ライダーブラックっぽさは一切感じません。

 何故なら、悪の組織ゴルゴムが平和を乱し、ブラックサンを倒すために怪人を送り出す感じが、全然ないんですよ。

 そこに対する「ゆ゛る゛せ゛ん゛っ!!」

 が南光太郎にない。あ、一回は言いますよw

 

 戦う思想が、光太郎も信彦も、1972年にあった出来事に起因していて、それが二人の意思じゃない所もなんだかパンチがない。

 変に政治なんか絡めるからこんなことんなんのよねーw

 

 仮面ライダーってそもそも子供のために存在していたのに、子供を無視したお話作ったところでなー、って思うんですよ。

 

 最初は鬱陶しいおもちゃ商戦が絡まない、素直なヒーロードラマを見られる、と思ったんですが、そこは正直期待外れでした。

 

 でも、西島さんのブラックサンも中村さんもシャドームーンも物凄くかっこよかったのは確かです。

 ただ、途中までは仮面ライダー(という言葉は作中には存在しないようです)にならず、バッタ怪人として戦っているのに、急に変身ポーズ取るもんだから、な、どした?ってなるのよw

 

 どうやらわたしたちが『仮面ライダー』と認識しているものは、怪人として覚醒した状態らしいんです。

 それ以上の説明がないから、そういうもんか、と思うしかないんですがw

 覚醒したから急に変身ポーズ取った?(´・ω・`;)

 

 まぁそれもさて置きましょうかw

 

 ネットでももう上がっていますけれど、当時の倉田てつをさんを過分に意識した変身ポーズのキレ!

 もちろんキレという点においては、当時の倉田てつをさんを凌ぐものではありませんでしたが、それでも、西島さん、中村さんの変身ポーズはとても格好良かったと思います。

 

 あと戦闘も、わたしね、これ、ずっと言いたかったんですけどねw

 

 平成仮面ライダー以降って、ヒーローが走る時の姿がね、

『視界限られてるし、スーツ着てるからちょっと走りにくい』

 感、丸出しなんですよw

 

 特に平成以降のライダーって、パワーアップすればするほどゴテゴテしたゲテモノになって行くから、その分アクションがしにくくなる。

 

 だから、走る姿が、致命的にかっこ悪いんですよw

 

 でっかいランドセルしょった小学生みたいな走り方なのよw

 良く見えないから脚が小走りになってる感じで、脚や体の動きに準じて上半身が不自然に揺れなさすぎるw

 

 でも、ゼロワンでそれ、けっこう改善されてて、スーツアクターさんが変わったこともあるんでしょうけれども、ブラックサンでもそれがあんまり感じられなかったんですよね。

 

 変身して走る姿が普通にかっこいいし自然だと思えました。

『視界が遮られてるし、スーツあるから走りにくっ!』

 っていう感じが全然なかったのが素晴らしかったw

 

 なのでアクションも自然に見えたし、カッコ良かった。

 

 内容はねー。

 人それぞれあると思うんですけどねー。

 

 1972年の若者南光太郎の俳優さんは、倉田てつをさんに寄せてたのがちょっと笑っちゃって、西島さんとイコールにならないのよw

 

 設定として、南光太郎は、ヘブンという怪人用の食べ物を食べていなかったから老化したらしいんですが、まぁ西島さんと中村さんの年齢差を説明する設定でしかなかったですかねー。

 

 ヘヴンの材料が人間であることで『人を食らうことを辞めた南光太郎』は別に貫き通されることもなかったですし、中途半端だったなー。

 

 まぁあと、終り方、ラストは首をかしげるしかなかったですかねー。

 わたしのキライな終り方でしたし。

 途中まではまぁ悪くなかったですし、面白かったんですけどね。

 

 個人的には最後でがっかりしました。

 なんでああいう終え方する人、多いんですかね。

 まるっきり没個性だって判ってないんだろうな。

 監督の人、癇の強そうな方ですし。

 陳腐でありきたり。ちっともスカッとしない終り方。

 

 まぁ二度は観ないでしょうねw

 

 そんな訳で、話題の作品、仮面ライダーBLACK SUN、見ましたよ!

 ってな感じでございました!

 

 次は響け!ユーフォニアムを見るぞ!←

 

 では、また!(๑˃̵ᴗ˂̵)و

 

 

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