こんにちは。代表の太田です。
加藤のブログでもありましたが、住崎の新店舗へ移転させていただくこととなり、皆様のこれまでのご支持をいただけたからこそのことで、改めましていつもありがとうございます。
さて、新社屋移転に至るまで本当に怒涛でした。
毎日が8時間くらいしか感じられないくらいの時のスピードの速さについていくのが精いっぱいでした。
そんなこんなをエッセイ風に書いてみようと、今思いつきましたので(笑)、どうぞ初エッセイ、お楽しみくださいませ。・・・・・・意外と恥ずかしいな、、、これ(^^;
始まりは4ヶ月前
あれは蝉の鳴き止まない6月初めのこと
一本の電話が熊味店舗に鳴った
「あ~、もしもし?社長?」
聞き覚えのある声は、熊味店の真向かいの空き地を
管理しているA不動産の社長だった
「社長、売れちゃいましたよ~。」
電話中も続けていた作業の私のペンは止まった
「とうとうその日が来ましたか・・・」
売れてしまったのは土地のこと
6人いる全社員と営業車のラパンを置いていた土地のことだ
約2年前、当時の社員数は4人
長屋の店舗であった熊味店は共同で駐車場を利用する、
そんな良好な人間関係があった
しかし良縁が続き、社員数が増えており、共同で使う駐車場も
正直弊社の車が日中多く、タダ借りのような心苦しさを感じていたある日
「ここの売り地、この店舗に越してきてから一度も売れそうな
そぶりを見せないけど、駐車場として貸してもらえないかな・・・」
その土地は東西に長く、いわゆる《ウナギの寝床》だった
しかも南側には3階建の社員寮があり、日当たりは不良
住宅用地としてはすこぶる適しているとはいえない土地だった
だから買い手が付く物件ではないと踏み、看板に書いてある
管理会社のA不動産に電話を掛けた
交渉は思うように進み、提示金額も納得のできる誠意あるものだったので
迷わず私は契約書に捺印した
~つづく~