ちょっと前に行った横浜の赤煉瓦倉庫☆
横浜って都会で高層ビルもたくさんあるのに、空が広くてびっくりした。
最近よく結婚とか出産とかが話題になる。
ちょうどいい映画にも出会ったので書いてみることにしまする。
映画「玄牝（げんぴん）」
先日、いくつかの偶然が重なって渋谷のユーロスペースにてこの映画を見てきました。
愛知県岡崎市に吉村医院っていう産科医院がある。
そこの院長である吉村医師は、現代の、例えば帝王切開がまかり通っていたり、
無理矢理産ませる陣痛促進剤や吸引器といった薬品や道具を用いる
いわゆる“自然じゃない”医療に対して異を唱えていて。
それは、時には赤ちゃんと母親が共に無事であるための手段でもあるのだけど、
「生まれ来る命もあれば産まれないまま消えていく命もある。それが自然っちゅうもんなんです」
とかいってのけてしまう。
そもそも、妊婦のうちから良く動き、精神的に安定した状態であれば
出産は危険なものなんかではないのだ、と。
妊婦時期から薪割りとかスクワットとか農作業とかやらせちゃうし、
診察の時に他の意思とは真反対の判断したりする。
頑固一徹、独裁者という形容がぴったり当てはまってしまうくらい
めちゃくちゃクセ強いんだけど、自然分娩を望んで彼のもとに全国から妊婦が集まる。
そして、出産時は毎回ドラマが繰り広げられる。
まぁ映画の説明はこれくらいでいいかー説明苦手（・ω・｀）
河瀬監督の作品はなんかそこここからやさしさがにじみ出てるからすき。
思ったことは。感じたことは。
あぁ、出産って出会いなんだなー、と。
「ありがとう。ありがとう。ありがとう・・・」
「会いたかったぁぁぁ～」
産まれた瞬間、こんなことばが出てくるんや。
赤ちゃんって、こんな風にして産まれるんや。
生々しいのに、すごく神聖な感じがした。
父親に見守られて、まだ幼いお兄ちゃん、おねえちゃんに見守られて。
自然分娩で産むって、きっと産んだ母親も産まれてきた赤ちゃんも、
すごく幸せなんだろーな。
赤ちゃん以外はきっと一生記憶に残る。
吉村医院の妊婦さんたちはことごとく肌がきれいなのもすごく印象的だった。
みんなスッピンなのに。笑
感想なんて単純に語れないくらい衝撃の大きい映画。
ただ、子供を産むことがどれほど素敵なことかははっきりと感じることができた。
わたしとしては。
最近の私の周りでは。
10月にお世話になった方の結婚式があったり。
会社を休んでるって言ったら友達に「赤ちゃんできたの？！」って聞かれたり。
（ちげーよ・・・）
mixiで友人が妊娠したこと知ったり。
ごく自然に結婚・家族観の話をするようになったり。
職場の主婦さんたちから出産の生々しいコワーイ話聞かされたり。
（この世のものとは思えない痛みなのだそうです。はい。）
そんな歳になってしまったのねーと、なんか切なくなる。
前出の主婦さんたちの話とか聞いてると、ほんとに生々しくて
痛そうで、出産怖いって思う。
し、それを乗り越えてきた彼女たちは素直にすごいと思う。
一方で「玄牝」見て子供を持つことの意味の大きさを感じた。
女に産まれたからにはやっぱ子供欲しーよなーと思った。
だって。
出産って、すごいこと。
言葉では言い表せないって言葉をもってしてもその神秘、厳粛さはきっと語れない。
経験しなければ絶対に分からない。
女に産まれただけで、それを経験することができる。
特権。
いつかは、ね。
結婚さえ見えてないけども。
クリスマスの予定だって白紙だし。笑
ほんとは、ほんとはね、25歳で結婚したいって思ってた。
・・・今も思ってるのかもしれない。
だって。
若いうちにウエディングドレス着たいじゃーん。
子供もママが若い方がうれしいだろーしー。
・・・
そんなちっちぇえ理由ですよ、はい。
もちろん、おばあちゃんにひ孫見せてあげたい、
早く親に孫を見せてあげたいっていう気持ちもあるけどね。
別に、今から頑張れば案外かなっちゃうことなのかもしれない。
でも、仕事のことや相手のことや生まれ来る子供のことを考えると、
何がいいのか分からなくなる。
し、betterは上に書いたみたいにたくさんあるけど,
bestやましてmustなんてないんだろうな、と思う。
こればかりはホンッットに想像つかない。
どうなるのか楽しみでもあり、ずっと独身かもという不安もあり。
そもそも結婚してもいいって思ってもらえる女性にならなきゃならんし。笑
久しぶりに恋がしたいと思う今日この頃。
なんだか19歳のころと大して変わってないなー、あたし。
そしてやっぱり思考力、文章力落ちてる。
危機感。
リハビリだなー。