ブログを、随分と放ったらかしていました。

2018年はなんだか、夏以降は目が回っていたなあ、と過ぎ去ってから気付く。笑

 

というわけで、いろいろ出切ったので、今作の持ち込みレポートを書いてみた。

今作、というのは春庭の本ではなくて、投稿作の方。

 

おにぎり屋さん×やもめ のカプを、書きました。

作品はピクシブに上がっていますので、併せて読むと持ち込みレポも具体性が増すかと。

 

この作品は、

投稿のために書き上げて、出張編集部2社、持ち込み3社という感じでした。

 

 

出張編集部

■1社目

 

 ◇よいところ

 ・丁寧にかけている

 ・背景と人物のバランスはよい

 ・コマの運びがひっかかりなく読める

 ・安心して読める

 

 ◆よくないところ

 ・1ページ5、6コマで収めてほしい。

 ・転結がバタバタしているので、時間の流れがもう少し欲しい。

 ・今回の話だとお風呂シーンが長い

 ・勇気を出すのが突然すぎるので、動機付けがなにか必要。

 ・エロシーンがこの二人らしいエロシーンじゃない(Pixivにあげたぶんは、このアドバイスを受けての多少修正後)

 

 これがざっくりとした指摘でした。

 今回一番目からウロコだったのが「この二人らしいエッチシーンかどうか」を問われたとき。

 そこがうまく考えられてなかった。

 キャラ作りの本とか読んでもいまいちピンときてなかったところが、この指摘で「あ、そうか」ってなんかぼんやりと気付かされました。

 

 そして、とにかくコントロールが効きすぎてる、ということを指摘されました。

 基本は入っていて、ルールは守れらている、わかりやすく伝えることもしている、けれども、そこから溢れ出る「アク」がない。

 もっとわがままになる、漫画を統率することより「自分のわがまま」をとっていこう、ということを何度も何度も、言ってくれました。

 

 ■2社目

 

 ◇よいところ

 ・丁寧

 ・表情のアップはOK

 ・やもめの切ない感じはキュンときた

 ・王道だけど切なくなるパターンはよい

 ◆よくないところ

 ・顔面、たまに左目が小さい

 ・SDキャラが古い

 ・背景白い

 ・背景にトーンベタもっと追加する

 ・腹筋勉強して

 ・攻が受を好きになるエピソードがもう1エピソード欲しい。

 ・エピソードの量が足りてない

 

  というざざっとした指摘で、細かいところはあまり突っ込んで伺えず、時間も終わりかけだったのでちょっと駆け足でした。

  

持ち込み

■1社目

 

◇よいところ

・キャラの好感度が高い

・(前の絵と比べて)頭身高くなってきてるのでこのまま行きましょう

・おにぎりという装置がちゃんと組まれている

・P13のモノローグよい

・おにぎりおいしそう

 

◇よくないところ

・タイトル(Pixivは「明日の朝、おにぎり亭で。」ですが、元は「やさしくて、あたたかな」でした。)

・受に比べて攻のパーソナリティーがわかりにくい

・読者が常に攻と同じタイミングで事象を把握するので、もうちょっと先に知りたい

・このふたりならではのエッチシーンを!

・大事なシーンで攻が背中向けてる…

 

ここはとにかく細かく1ページ1ページみながらここ、ここ、と追いかけてアドバイスをくださいました。やもめはいいけど、攻がもうちょっとインパクトがほしい、必然性が欲しい、といわれて、はっと気付かされました。

あとは感情軸の動かしかたとか、アクションの使い方の話がとてもおもしろかったです。

 

ちなみに、大事なシーンで攻めが背中向けてる事件は、春庭の新刊でも起こしてしまい、指摘してもらって「ギャー!」ってなりました。

いま私の部屋には「背中禁止!」という文字が飾られております…☆

 

■2社目

 

◇よいところ

・32ページでまとめてる

・ストーリーが一貫していて、構成もできている

・主人公の感情の変化が書けている

・ちゃんとBoysがLoveできてた。

 

◆よくないところ

・横顔が潰れてる

・背景がまっしろ

・エロシーンのトーンはもう少し全体にかけていいかも(Pixivとは違うエロシーンがありました)

・テーマ・キャラクターにもっとキャッチーさを。

・絵柄

 

やっぱりキャラクターの弱さ、絵柄の古さ、背景の下手さがここでは大きかったなあ。

 

 

■3社目

 

◇よいところ

・コマわりと線はまあよいのではないか(微妙〜〜な感じでした)

 

◆よくないところ

・キャラ・設定の弱さ

・エピソード少ない

・個性ない

・キャラならではのエピソードがなく、説得力もない

・おにぎり屋である必要性がない

・背景

・キャラクターの見た目

・絵柄

 

そもそもなぜアナログなのか、いまどきアナログはほぼいない、デジタルに変えていく方が良いのではないか、との指摘。

アナログ背景描く時間があるなら別の練習(キャラとか)にあてたほうがいい、いまの私が描いてるレベルの背景はデジタルでもできること、とのこと。

もっと絵をたくさん描いた方がいいとのこと。

さらに、芝のキャラデザが「おじさん苦手なら描く必要はありません。向いてないものをムリにかかなくてもいい。」得意な方を伸ばして、大学生とか20代のキャラでトライすればよいのではとの意見でした。

 

会社ごとに指摘の仕方は様々でしたが、「キャラクターが弱い」というのは全社共通でした。

ので、やっぱり「キャラ」ならでは、ということを、やったつもりで全然できていない、ので、次作では少しでも改善していけたら良いな、と思っています。

 

持ち込みの話はこんな感じ。

分量が多いので、今回は指摘箇所のみで、そこに対する自分の想いについては記さずにおきます。

ご無沙汰しております、シキミです。

この度ツイッター作業アカウントを開設いたしました。漫画の作業についてはそちらでツイートしたいと思います。よろしくお願いしますー!

@shikimi0816

 

そして、四月に持ち込みに行ってきました!

 

持ち込み作品はPixivにマイピク限定で上がっている「サンクチュアリの恋と嘘」という作品です。(投稿するかも、なので、結果が出るまでは限定公開にしてあります。もし読んでアドバイスくださるという方おられましたらよろしくお願い致します。)

読んだらよりレポは楽しく読めるはずですー笑

 

ストーリーとしては、高校時代に出会った二人が大人になって再会する。

しかし再会すると、相手の左手の薬指に指輪があって~みたいなお話でした。

ページ数は32P、自分の創作BL作品としては5作目でした。

 

今回は3社さんに持ち込み。

 

①1日しか持ち込み日程が取れなかったため、おそらく3社が限界と判断。

②作風が少女漫画的と指摘を受けることが多かったので、なるべくキラキラした作風も受け入れてくれそうな出版社。

③今までに行ったことのない出版社

 

という理由で3社さんを選びました。

どの出版社さんも、アポイントメントの段階からとても丁寧に応対してくださり、なんの心配もなく出発。

 

 

■1社目

 

とてつもなく丁寧に見てくださった出版社さん。

約90分、新作のみならず旧作まで持ってくるようにと言ってくださり、両方を丁寧に読んでアドバイスを頂けました。

 

◇よいところ

・10年愛っぽい雰囲気を32Pでうまくまとめてある

・キャラが可愛い

・感情移入ができる

・線の引き方が、1社目としては良い

・背景を丁寧にかけている。(今後オフィスラブを描くようなときも、このくらい丁寧に)

・お話を主人公二人に絞れているのはOK

・読みにくさはない

 

◇よくないところ

・絵柄に古さ(特に目の印象が古い)

・髪の毛も書き込みすぎ(いまの作家さんを見て要研究)

・エピソードにインパクトがなく、モノローグで解決してしまっている。

・過去と現在で各16Pずつのページ配分がどっちつかずなので、描きたい時代にもっと重点を。

・最後がとても駆け足

・絵に関してはもっと年齢間を出す。

・美しいキャラクターに関しては、周りからの評価も入れた方がよいかも。

 

◇総合的に

・「恋」のどこを一番描きたいか?をしっかり考えてメリハリをつけること。

・キャラクターの属性をわかりやすくして、キャラづくりに活かすこと。

 

 

とにかく、絵の古さと、ストーリーのバランスの悪さが主な指摘でした。

今回のストーリーは、過去が16P、そこから場面転換で現在に移って16P。

出会い~エロまでぎゅうぎゅうに詰め込んだのですが、描きたい場所が現代なら、もうちょっとうまく過去はギュッとしたほうが良かったなと、自分でも思います。

(ペン入れしながら、「まだ過去か…」と思っていた時点で気付け、私。笑)

 

過去の比重が重くなった原因は、前作で「どうして好きになったのか、というエピソードを!」というアドバイスをいただいており、そこを書かないと書かないとと思った結果、間違った方向に頑張ったという感じです。

 

もちろん「どうして好きになったのか」はマストだけれど、もっとうまく短くできるはず、ということ。

 

圧倒的に取捨選択が下手くそなのが、毎度の課題です。

そして、そのあと前作「君と恋を」も読んでくださり、絵柄に関して動きが良くなっていると言ってもらえました。嬉しい。

私のキャラづくりの弱さを指摘していただいた上で、ありふれた題材の中で、いかに魅力的なキャラクターを描けるか、という言葉にとても納得しました。

キャラの掘り下げ、も私の大きな課題です。

 

しかしながら、とても丁寧に、そして優しく、自分の言葉を絶対化せずにお話される姿に心から尊敬の念を抱きました。

良い勉強をさせていただいたなあと思いながら、帰路につきました。

 

ちなみに、SNSを使っていくことの大切さを教えてくださった出版社さんはここ。

なのでツイッターとピクシブとブログ、ちゃんと動かそうと思いました。

 

 

■2社目

 

めちゃくちゃ迷って汗だくで到着。

はやくマップアプリ使えるようになりたい。(私は絶望的な方向音痴で、マップアプリごときでは全くもってどこにも辿り着けない)

 

◇よいところ

・絵が綺麗(コピー取ってたら横にいた者が絵可愛い~って言ってましたよ~!とニコニコ教えてくださった。嘘でも嬉しい…ありがてえ…)

・ストーリーもまとまっている

 

◇よくないところ

・ストーリーの配分ミス

 「28Pまではおもしろかったんですけど…ここから…!」と。笑

・背景のみのコマはもう少しトーンなどを貼ってほしい

・攻キャラがちょっと古い「りぼん」みたい

 

とにかく最後が駆け足気味であり、もう少しエロにページをさいて、後ろに重点をおく方がよいのでは、とのこと。

エロを描くことに抵抗がないのであれば、描くほうが良いと言われました。そらそうだ。

今回も、32Pに無理やりにでもエロを入れようという心意気は良いと言っていただけました(笑)。

 

32Pの作品の場合、出会いから丁寧にするのはやっぱり難しいため、そこをもう少し工夫すべき。キャラクターを先に細かく作ることで、ストーリー性もできるため、キャラ先行のほうが作りやすいのでは?というアドバイスでした。

 

あと、少女漫画っぽい原因の一つとして、受けキャラの在り方について。

顔も中身も可愛らしいとBLらしさがない、顔が可愛いときはキャラに癖をつけるほうがBLっぽい。(ex.顔は可愛いけど言うことは言う、とか、やんちゃ、とか。)

 

こちらの出版社さんは、割と個性を伸ばしてくださる感じなのかなという印象。

絵柄の古さを問うても、「好みもありますしね」とやんわり肯定、強く「直すべき」という言葉は使われない印象でした。

あとはコマごとの表情の付け方や、緩急の付け方、「いまここでキズついてるのは受けなので、傷ついてる顔をもっと!」とか、「ここで目を伏せるとグッときます」など細かいアドバイスまでくださって、とても参考になりました。

 

こちらでも過去はやはり凝縮すべき、という意見。

セリフの伏線があったのですが、そういう伏線は残したままで、もう少しギュッとするべきだという指摘で、やはり今作はそこが最大の失敗であったなーと痛感。

 

とにかく始終楽しくお話をしてくださる方で、あーもっとお話したーいと本来の目的を見失いかけました。笑

約60分の時間でした。こちらもとても丁寧に見てくださって、本当にありがたかった。

 

 

 

 

■3社目

 

めっちゃトイレ行きたくて、近くのコンビニにトイレかりよう~と思って入ったら「トイレ貸せません」って書いてあったため、ものすごい尿意との格闘の中参戦。(どうでもいい情報)

でもやっぱり人間ってすごいもので、持ち込み始まるとトイレのことなんか忘れますな。

 

こちらは2人体制で見てくださったのですが、もう、ここの編集さんがクレバーすぎて惚れ惚れしました。インテリジェンス萌えの私は骨抜にされました。きゅん。

 

◇よいところ

・背景など描き込みは出来ている

・キャラも可愛くかけている

・メリハリはついている

・安心設計

 

◇よくないところ

・背景と人物が溶け込んでいるため、人物の周りを白抜きするか、線を抜いて細くする。

・目の書き方が少し懐かしい(上瞼をいまの流行りに)、毛束も懐かしい。

・前半が長すぎる。後半の攻めの葛藤をもっとメインに置く

 

この出版社さんは、改善案を具体的にボンボン出してくださって、それがすごくおもしろかった。衝撃だったのは、私は32Pでもキチキチだと思っていたのに、1人の編集さんが「24Pでいい話ですよね」と言っていて戦慄しました。

 

あとすごく納得したのは、ストーリーがねじれすぎている、という指摘。

 

今回のストーリーは、

 

受の顔に惹かれて、攻が声をかけて仲良くなる。→受けが攻めに告白→受けに惹かれてはいたけれども将来性を考えて攻めが断る→再会→攻めが受けに告白する

 

という流れでしたが、お互いの関係がねじれすぎている、と言われて初めて気づきました。

「葛藤」を作りだそうとした結果、エピソード的な葛藤ではなく設定的な葛藤に。

なので、読んだときにインパクトのあるエピソードがない、ということに…。

これは「葛藤」ではなく「ねじれ」なんだ!と気付かされました。

 

あとは、途中で私がプロットを「小説」で作っているという話をすると、それがいろんなミスの原因かなーということに。

言葉に頼りすぎている印象があるらしく、プロットを箇条書きにしてフローチャート形式にして、骨子を決めてから組み立てて行く方式を教えてもらいました。

小説を漫画にするのはやっぱり難しいみたいです。

そして、プロットの段階でP割を決めた方がよいと言われました。(これは全社プロットの段階で大まかなP割は見えていると言っていました…まじか…)

そして、私の漫画はエピソードが弱いので、書きたいエピソードをしっかりと決めてから組み立てるようにとのアドバイスをいただきました。

(話を最初から最後まで丁寧に拾いすぎているので、要所をエピソードでガン、と見せないといけないということ。私の漫画はとにかく安心設計で、全てを見せようとしすぎてるそうです。)

エピソードとキャラの弱さはどこでも言われましたが、これって漫画を描く上で致命的ですよね…。

 

あと、モノローグとナレーションとは違う、というのもぐさっときたな。

それから、体格差を見せるため、いかにディテイルで表現するか、とか。

とにかくここの編集さんのお話おもしろくて、本書いてくれ絶対買うって思って聞いてました。笑

こちらも1時間ほどの滞在でした。楽しかった!

 

■総括■

 

絵に関しては、とにかく「古い」と各社で指摘されました。

これはもう~~もうずっと、少女漫画投稿してた頃からずっと言われてて、治ってないのは本当にダメなところです。

 

しかしながら、デッサンが著しくおかしい、ということは指摘されず、そこは少し成長できたのかな?と(もちろん前回比、という低レベルの話ですが)。

あと背景も、今回は好意的な言葉をいただくことが多くてホッとしました。

 

ストーリーについては、圧倒的な取捨選択ミスと、魅せたいところが明確ではない構成という致命的なミス。

つまり、全然だめ!ということでした。

 

もちろん担当さんがつくはずもなく、いつも通りの惨敗という結果に。

けれども、とても良い勉強になりました。

 

次こそは、今回よりも良い作品を作れるように、一歩一歩精進したいと思います!

 

ここまで読んでくださった方がおられましたら、おつきあいくださりありがとうございました!

個人的な批評ではありますが、何かの参考になったら嬉しいです*^^*