昨日両親が、鬼怒川→塩原と小旅行に出かけていたらしい。

1日中、母親からの実況メールが鳴り響いた。
『ひとっ風呂浴びました!』
とか…。


紅葉がものすごくきれいだったらしいよ。
帰宅後その様子を、ふたりでしきりに
「赤!黄!赤!黄!」
と説明してくれた。
なんて語彙力だと思ったけど、芭蕉が松島で詠んだ句を思い出して、そういうことにしておいた。

母親はおみやげだと言って、ティッシュにくるんだ枯れ葉をいっぱい持ってきてくれた。



ああ、確かに赤いね…でもいらない。

カメラが趣味の父親は、久々に撮りごたえのある1日だったらしい。
でも家に帰ってまで撮るのはどうかと思うの。
会社から帰ってごはん食べてる27歳の娘の写真なんか撮ってどうすんの?
「やめて!撮らないで!」
て言いながら食べるのつらい。
終いには
「歯、しまえ」
とか有り得ない。


あたまにきて撮り返した1枚。


ふたりとも。
どこに出かけてもかまわないから、どうかわたしの日常を崩さないでほしい。

でもまあ、仲良く楽しそうで何より。