今日は、家賃を上げる方法を考えてみましょう!
長年住んでいただいた方が退去されると、寂しい気持ちもありますが…
次の入居者さんのために原状復旧が必要ですね。
どんなに丁寧に使っていただいていても、入居年数が長ければ経年劣化があります。
ファミリーの方ならお子さんの成長の跡が残っていることも多いかと思います。
そうなると、ほぼ全室の壁紙の貼り替えや、床材の貼り替え、水廻り設備の入れ替えが必要なことも!
リフォーム代が不安…
その気持ち、よくわかります。
ですが、大規模な内装リフォームは、
【お部屋のイメージを変える】
【入居者ターゲットを変える】
【家賃設定を変える】
最大のチャンスです!
原状復旧に最低限必要なリフォーム費用に、暮らしのアイディア・デザイン・コストを少し+αするだけで、
空室期間が短くなる!
理想の入居者さんに借りてもらえる!
家賃設定を上げることもできる!
大家さんにとっても、入居者さんにとっても、とても嬉しいことではないでしょうか
しかし、
【お部屋のイメージを変える】
【入居者ターゲットを変える】
【家賃設定を変える】
ためのリフォームプランを考えるのは簡単なことではありません。
せっかく少し多めにコストをかけて工事しても、結果が伴わなければ、何だか損した気分になりますね。
結果に直結する重要なポイントは、『入居者ターゲットを絞ること』です。
「借りてほしい人」が決まれば、理想のお部屋は自然とイメージできます。
リフォームプランを考えるのも、とても楽になります。
必要な工事、不要な工事が分かれば、限られた予算内で、効率的にリフォームすることができます!
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また、「借りてほしい人」が決まると、成約率が上がります。
誰からも人気のあるソース味のたこ焼きは、オープンしてすぐ人が集まりますが、ライバル店も多いです。
近くに、より安い店、より有名な店があったら、比較されて負けてしまいます。
でも、ちょっとマニアックな塩味のたこ焼きは、比較されずに済みます。
そして、塩味のたこ焼きを求めている人や、変わり種のたこ焼きが好きな人が集まり、買っていってくれます。
食べてみて美味しければ、家族や友人に紹介してくれます。
つまり、入居者ターゲットを絞ったお部屋は、気に入ってもらいやすいんです。
仲介業者さんの目に留まれば、ターゲットに近い方が相談に来た際に、紹介してもらいやすくなります。
では、入居者ターゲットを絞るためにはどうすればいいのでしょうか??
これには、いくつか方法がありますので、今後、別記事でご紹介していく予定です。
ただその前に、大事なことがひとつあります。
それは、大家さんの「こんな人に住んでほしい!」という想いです。
ここに関しては、大家さんだってワガママ言っていいんです。
このワガママがあるか?ないか?は、必ずお部屋の雰囲気に影響します。
同じ費用をかけたリフォームでも、
完成形は全く別物になりますし、
空室期間や家賃にも差が出ます。
そして、入居者さんのお部屋の使い方にも差が出ると思います。
利回りやキャッシュフローを考える合間に、「住んでほしい人」についてもぜひ一度考えてみてくださいね!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました^^