今日は、「家計」の話題です。
最近、家を建てた友人がこう言っていました。
「引っ越してからガス代が倍になった。」
料理の頻度も、お風呂の時間も以前の暮らしと何も変わっていないのに、ガス代が跳ね上がったそうです。
「一戸建てってガス代高いねんなー。」と言っていましたが…
それって、”一戸建てだから”なのでしょうか?
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一般的に、同じ生活リズムの場合の光熱費は、マンションよりも一戸建ての方が高いと言われています。
その主な原因はこちらです。
・マンションの方が、断熱性・気密性が高い
⇒冷暖房費を抑えられる
・マンションの方が、日当たりが良い。
⇒冬の暖房費が抑えられる
・一戸建ては、上下階の温度差が大きい。
⇒冷暖房費がかかる
つまり、冷暖房費が光熱費に大きく影響する、ということですね。
でも、「冷暖房費」で大きく変わるのは”電気代”です。
エアコンや電気ヒーター、コタツやホットカーペットはすべて電気の力ですよね。
ガス代、関係ないやん!?
そこで、友人の話をよく聞いてみると…
どうやら犯人は「給湯器」
以前住んでいた賃貸マンションでも新築の家でも、「ガス給湯器」を使っているとのこと。
ところが、実は以前住んでいた賃貸マンションには「エコジョーズ」が設置されていたのです!
エコジョーズとは、従来型のガス給湯器よりも少ないガス量で効率良くお湯を作れるように改良されたものです。
一方、新築の家にはエコジョーズではない従来型のガス給湯器。
そのため、同じようにお湯を使っていたにもかかわらず、ガス代が跳ね上がってしまったんです
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友人が建築を依頼した住宅会社では、エコジョーズではなく従来型のガス給湯器が標準仕様だったようです。
希望すれば、オプションでエコジョーズに変更できたのに、時すでに遅し
高効率なエコジョーズが結構普及していますが、従来型のガス給湯器でももちろん問題なくお湯が作れます。
そのため、施主である友人も、住宅会社の担当者も、給湯器の説明をスルーしちゃったんですね
給湯器の寿命は、10~15年程度と言われています。
ですので、築15~20年の中古マンションを購入した際は、購入後すぐに給湯器の交換が必要なケースが多いです!
エコジョーズは効率が良く、ガス代も抑えることができますが、設置費用は従来型のガス給湯器よりも高くなります。
その差額を、給湯器の寿命10~15年で取り戻せるか!?
ここが給湯器選びのポイントです。
家族の人数が少ないご家庭や、シャワー浴が多いご家庭は、そもそもガス代が少ないので、元を取れない事もありますよ!
ご注意くださいね
最後までお読みいただき、
ありがとうございました^^