いつまでも逃げ続けることはできない | 今日この頃

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日々のことを。
記録をつける習慣化が目的

上の子は勉強が嫌い。筋金入りの勉強嫌い。

始まりはそう、小学一年生の頃

入学して学校の生活に慣れてきた頃始めましての宿題が出された。

 

家に帰ってまで勉強しなくちゃいけない理由がわからない。

宿題って制度を作ったのは誰なんだ。やっと家に帰ってきたのにどうしてまだノートと向き合わなくちゃいけないのか。

毎日泣きながら筆圧強くなりながら消しゴム力一杯ゴシゴシ使ってプリント破きながら3時間も4時間もかけてちょっとずつちょっとずつ宿題を進める毎日。

 

「宿題嫌だー!」はわかる。

その時の私は今まで生きてきた中で「宿題って存在をそもそも作ったやつは誰だ」って発想に至ったことがなかったから衝撃だった。

そうか。本当に宿題が嫌な子って「宿題」そのものの存在がもうダメなんだ。新しい気づきを得た瞬間だったよね。

 

そこから今に至るまでちゃんとずっと宿題嫌いだし学校も嫌いだし、家大好きだし家族大好きだしありがたいことにお母ちゃん大好きでいてくれてるのでまだ救いがある。

 

とはいえ、もう小学生じゃないし自分で勉強する習慣つけようね。

勉強法は自分に合ったやり方が人それぞれ違うから、いろんな勉強法を試してみてね。

 

これがいけなかった。ちょっと考えればわかることだったけど自分が楽したかった気持ちもあったと思う。

ここまでずっと家で勉強するのが嫌だって言い続けてきた子が小学校卒業したからって急に自発的に勉強するわけがないし、提出するわけがないってちょっと考えればすぐわかったはずなのに。

 

その結果、提出物しない宿題しない予習?ナニソレ

テストの点数?根拠はないけど大丈夫だと思う〜。っていうとんでも成長を遂げてしまった。

 

これはいけない。しかし今回の期末テスト。

どうやらちゃんと点数取りたいらしい我が子。

推しのサマーライブに参戦したいそうな。

そのためには我々親からお金を出してもらったりチケットを購入してもらわないといけない。だから点数を取って「今まであんなに勉強イヤイヤしてたのに頑張った!」と行きたい度を示したいとのこと。

 

しかし今までテスト勉強をろくすっぽしてこなかったのでやり方がわからない。そんなことがあるのか

 

でもこれはチャンス。本人がやる気を出している今を逃す手はない。

中学生始まって早々自分が楽をしたくて子どもだけに急に勉強を任せた結果が今の現状ってとこはある。これは挽回するチャンス。

 

期末まで残された時間は少ないがテスト範囲の授業を開催。

時間なさすぎて捨てる教科や単元もあるがこれはもう致し方ない。

確実に点数を取れそうな範囲や単元を集中的に解説。

これでとりあえず前半戦は乗り切れた。

 

目標は5教科合計300点。過去に5教科合計100点だった子の目標にしては偉く高い気がするかもしれないけど、記憶力はあるしちゃんと向き合えればできないことないと思う。

実際、これまで1桁常連の社会のテストは今回授業したことで問題全て解答できたとの報告をもらってる。帰ってきて不安な問題の解答話してくるあたり、ちゃんと問題と向き合った証拠。国語もテスト範囲の漢字を家族でクイズ大会開催して乗り切れた。

文法は本人に授業する側。先生になってもらって私と主人へ抗議してもらうことで理解を深めてさまざまな文章でも対応可能に。これもいけた。

 

残りの教科もこの調子で時間は限られてるがガンガンやってこう

 

娘に足りなかったのはやる気。

私に足りなかったのは向き合いとことん付き合う根性。

いつまでも逃げて目を逸らしたままにならなくて良かった。

これはチャンス!一緒に頑張ろう。

 

そして来年は自分の力で頑張ってくれ←

今年は付き合おう