こんにちは!
近頃私自身の中でも「男女の違い」について考える機会が増えてきました。
例えば、「デート代は男性が奢るべきか」「ジェンダーレストイレの設置に伴う女性トイレ廃止」などが昨今激しく議論されていますね・・
「平等」と「公平」の違いについて、聞いたことがありますか?
ざっくりと説明すると、
◉平等・・すべての人・ものを分け隔てなく同じ条件で扱うこと
(例:時間の流れ)
◉公平・・結果としての質が一定になるように差に応じて適切な扱いをすること
(例:子供・大人に応じた料金設定)
(※赤色の破線=それぞれが重視する統一基準)
つまり「男女平等」を言葉通り受け取ると、
性別の違いに関わらず全く同じ扱いをすることになります。
これは現代社会において正だと思いますか・・??
同じ人間といえど、あくまで男性と女性は生物学的に対極の存在です。遺伝子から始まり身体の構造や機能も異なっており、結果社会に求められる役割にも差があります。
特に、
①「妊娠・出産」をするのは女性であること
② 女性には女性ホルモンの影響による月のリズムが存在すること
は医学的な事実です。
①に基づいて公平な状態を実現するべく社会では産休・育休制度の整備が進められ、この点について異議を唱える人はほぼいないのではないでしょうか(男性の育休取得に関する議論は一旦置いておきます)
②に関しても生理休暇の設置が徐々に進められている一方で、
こちらは欠勤扱いにされたり、周囲の理解を得られず取得しづらいという実情も未だに存在しています。
女性ホルモンによる影響は月経だけにとどまらず、
PMSや更年期障害など女性特有の心身の問題へ直結しており
女性は一生涯を通じて向き合っていく必要があります。
(こういったホルモンによる影響が男性に全くないわけではないですが、女性に比して非常に緩やかであることがわかっています)
医学的・生物学的に明らかな差があるにも関わらず
これらの差を無視して同じ扱いをすることは、
やはり正とは言い切れないのでは?というのが最近の私の考えです。
一方で、性別の差によって生じる違いにはその原因がはっきりとはわかっていない部分も多々あり、どこまで考慮して制度化すべきかは議論の余地がありそうです。
(例えば、男女の犯罪率を比べると男性が女性よりも圧倒的に高いことが統計的な事実としてわかっていますが、そのような性差が生じる明確な原因はわかっていません)
一人ひとりが自分ごととして考える機会を持つことが、
いずれ時代の潮流や現実的な行動を引き起こし
より良い社会の実現へつながっていくのではと思いますので、
もしよければ皆さんの考えをお聞かせいただければ嬉しいです
「女性が不利だから優遇されるべきだ」ということは意図しておらず、男性・女性それぞれの違いに応じて生きやすい世の中が実現されれば良いなと願っております
長文ご一読いただきありがとうございました!