こんにちは!
左脳派ブロガー・yuiです。
自己紹介ストーリーの途中で
更新を止めたまま、かれこれ数ヶ月。
以前の記事でも書いた通り
母との同居はうまくいっていませんでした。
都内を離れ郊外に家を建て
80代の母と二人暮らしを始めたものの
お互い長年一人暮らしをしていたから
生活感覚も価値観も違いすぎて衝突ばかり。
二言目には
/
こんな住みにくい家出ていく!
\
と言われ
実際に高齢者向け支援付き住宅を契約して
出ていく寸前だったこともありました。
あれから数か月経ち
今日母がついに本当に家を出ていきました。
「お世話になりました」と言って。
自己紹介ストーリーの途中ですが
今日の出来事はタイムリーに
書いておきたいと思います。
一昨日のこと
脱衣所やWICの衣類、細々した生活用品など
ただひたすら黙々と
母の荷物の箱詰め作業をして
ふと顔をあげて
がらんとした空間を目にしたとき
いざ本当に母が出て行ったら
色々な想いが去来するのかな
そんなことを思いました。
けれども
実際には何も感じませんでした。
「お世話になりました」と言い残して
あっさり母が出て行って
玄関のドアが閉まった瞬間
目の奥が少しジンっとしたけれど
へぇ「お世話になりました」なんて
そんなことを言うんだって思っただけ。
散々葛藤して
既に母に対して心の整理が済んでいたから
なんの感情もなく
淡々と状況を受け止める自分がそこにいました。
母と暮らすために建てた家。
全財産を注いで建てた家で
当初描いていた
母を寝たきりにせずに見送ることは
叶いませんでした。
側から見れば
そんなの最初から上手くいくわけないって
火を見るより明らかだったことでしょう。
でも、もし同居していなかったら――
いまも母のことが大事すぎて
母の死を想像しただけで涙が溢れて
もしものときは一緒に棺桶に入りたいと
考えてしまうくらい
母の死を受け入れられないまま
残されることになったと思うので
本当の意味で親離れするために
必要だったのだ、そんな風に感じています。
母の荷物のない
見慣れない空間が広がっていて
いまは、それを見るたびハッとして
あゝ出て行ったのだ――。
その事実が
ただ静かに胸に落ちていく。
そして
疎ましいとまで感じてしまっていたのに
いざ離れたら
どうしているかな
ちゃんと荷解きできたかな
なんて
そんなことをつい考えています。
何か月も更新していなかったけれど
今日はなぜか更新しなければと思い
書いてみました。
誰に向けてというわけでもないけれど
今日の気持ちをここに置いておきます。
明日は明日の風が吹く
yuiでした。
yuiってどんな人?
元自動車整備士で現役公認会計士。仕組みフェチで、最新テクノロジーへの興味から自動車整備士になり、会社や世の中の仕組みがわかるのが楽しくて公認会計士になりました。コロナ禍で在宅勤務になったのを機に都内を離れて郊外に家を建て、高齢の母と2人暮らし。いまは興味の対象が人間になり、NLPやヨガ哲学、仏教などを通じて、人間の仕組み、自分とはなにか、生きるということなどを探究しています。また、顔ヨガインストラクター兼タイ製アロマブランドThai Harb Storiesアンバサダーとして、混沌とした時代を生き生きとしなやかに生きる女性のウェルビーイングを応援する活動をしています。...もっと見る


