QOLについて。 | My new life. since2011 ReStart-2016

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身体の治療メインのブログです。気が向いたら更新。患った病気については、オープンに書いているつもりです。

4月の診察の話。


りょうこちゃんに、私が全摘して欲しいと言って手術をしてもらったことは、りょうこちゃんに摘出してもらいたいという夢が叶ったことだし、身体が楽だし、後悔してない。だけどねと、術後のモヤモヤ感じることを話した。


子宮筋腫と言っても、軽い人もいるし重い人もいるし、経過観察でずっといける人や私みたいに何度も手術する人とか、症例は沢山ある。

重くても子宮を置いとけというお医者のページを見てしまい、取って良かったのかなぁと一抹の不安を持ってしまい、素直にりょうこちゃんに言った。


結果、正解だったと思うと言ってくれた。更にお医者さんは沢山いて、同じ産科医でも意見は違うし、色々言う人いるよと。私はどこどこのクリニックのページだと言った。

私の場合、発症が20代前半だった。初めて手術したのは2011年。先生も違った。私はこの前の診察まで前の先生の治療の仕方に疑問を持っていて、そのことをそのままりょうこちゃんに言うと、申し送りで画像をりょうこちゃんが持っていたためあの当時の説明をしてくれた。

2011年と言っても、認可された薬がまだ今より少なかったし、ホルモン治療するにも今ほど薬もなかったし、最近やっとできてきたと。レルミナだって、2011年にあれば飲んでいただろうけど、リュープリンは効いたと思えないとも言った。でも、2011年当時の最先端の治療を私は受けさせてもらっていたということがわかった。その後、魚の骨みたいな女性避妊の器具をつけたけどあれは何だったん?と聞いたら、

「術後の子宮内癒着を防ぐためでホルモンはないよ」と。

この説明すら2024年でないとわからなかった。


それでなぜ私の子宮はあんなにボロボロで癒着がひどかったの?と聞くと、体質もあり、あと漿膜下筋腫三男がとてつもなく大きく、茎にあたる部分が子宮側面にしっかり太くあったので、そこを剥がして縫うと傷ができて、傷への癒着も大きいと言われた。まぁ、漿膜下筋腫の茎が太かったから捻転しなかったんだけど。


そして、切開した子宮を画面に大きく表示してもらって、私が聞いたのは、2023年に再発確認した粘膜下筋腫はどれ?と聞いたら、切開して見てみた部分のほとんどが筋腫だらけで、米粒粘膜下筋腫は聞いていたけど、これとこれ、これもそうと言われ、もはやどれが次女なのかわからない状態。


ボコボコに殴られたボクサーのような感じ。


万一本当に考え方違って、妊娠しても狭いどころじゃないだろうこれ、胎児にしたら住みにくいことこの上ない環境と悟った。

栄養の取り合いとなったら、やっぱり早産だったんだろうなと想像する。


自分が産むつもりはないにしても、本当に自分の決断は正しかったのか悩んでしまった。

もし、万一、もう少し置いとけたけどねと言われたとしたら、私の中で決断下したのは早まったと後悔していたかもしれない。そう言われないで本当に良かった。


PMSが辛い、生理もしんどい、再発を繰り返す、このしんどい状況を耐えられた?と聞かれた。

かなりしんどかったでしょうと。


私と同じような辛さを持つ人も、このままだとしんどいよ、手術を勧めますと言われても置いといてしんどいことに納得して置いとく人もいるとか。それはその人の考えだし、その人が納得する道を選ばないとならないことだと思う。


私は、これからやりたいことがあって、でもいつも筋腫の調子でやられたり、服薬のこともいきなりの不正出血のこともこれで閉経までやっていけない、ましてやりょうこちゃんじゃない人に執刀されるのはごめんだという考えと、タイトル通りQOLの向上を考えて、私は全摘を望んだ。そして主治医のりょうこちゃんに正解だったと言ってもらえて本当にホッとした。


りょうこちゃんがもう摘出した方が良いんじゃないかという考えと、私の摘出したいという意見の合致もまた嬉しいものだった。

他人と意見を合わせるのは難しいし、治療になると尚更、生きていく事の先の自分だけのことを考えなきゃだし、臓器を摘出したときに絶対後悔しないためには、とても考えないといけないものだったから。


最初の先生からりょうこちゃんに途中で変わったので、ある種セカンドオピニオンだと思う。医者が違えば意見も違う。


これから先に私が自分の人生を、やらなきゃならないことのために生きていくには、ここから、この手術がどうだったか、長年私が患った筋腫がどういうものだったか、きちんと理解してから、手術して良かったと心の底の底から思って前に進みたかった。


新年度も始まったし、身体の中の傷も癒えてきて出来ることが増えた。QOLをこれからもっと高めて、健康第一に生きていこうと思う。


やりたいこと、取りたい資格のことも考えて、自分が今から勉強したいんだから、体力つけたり、きちんと健康に気をつけて、ちゃんとしてこう。


改めて、りょうこちゃん、執刀してくださり、完治させてくれてありがとうございます。