【食といのちの調理人】小石 倫子(ミチコ)です

第二の緊急事態宣言が出されて、変異種のコロナウィルスも発見されて、多くの方々が右往左往されておられることと思います。
そんな中ですが、ありがたいことに夫婦とも、コロナウィルスに罹患することもなく、毎日
私はゴキゲンに暮らしています。
思い返せば早いもので、第二の人生を楽しんで生きるために、自営業を目指して開業した
【肴小料理屋 侑歩】も5年前の話し



それがいつの間にやら、経済的物質の原理の波に飲み込まれ、完全に当初の目的もやりたいことも見失い、ただただ情報を制すること時間とお金に翻弄される毎日。
それに見切りをつけて早いもので、閉店して1年が過ぎました
閉店する数ヶ月前に、もういい人や良妻賢母を演じるのをやめて、
自分がまずはゴキゲンになることは


と問うたとき、なぜだか、
ふぅ〜と
自分が自分で納得できる食材を作って、料理を作ってみたい
そんな思いで、片っ端から
無農薬栽培のサイトと書籍を探したのも1年数ヶ月前。
そしてその頃から、物質主義の目に見える相対感の世界観だけではなく、目に見えない絶対感の世界観が、非常に興味を惹き、いわゆるゆるゆるスピリチュアル系から、神話系、古事記と縄文時代の神秘性にも惹かれ、宇宙の摂理に自然の摂理とまぁ
ちょっと宇宙人


というか
そして行き着いたのが
自然農
まさに田畑に立てば、足るを知るではないのですが、
本当に何も足す必要もなく、何も引く必要もない。
ただただそこに存在することを本当に身を持って感じること。
この5年間、私は何にこれほどまでに追い立てられ、
自分を見失い生きてきたのかと問うたばかり。
そして何より大安心ということです。
もちろん今は、自然農の先輩方の絶え間ない自然の流れに沿い、任せて、応じた田畑をお借りして作っているものの、どこかで少しずつ手ごたえを感じているんです。
コレは、ある意味直感であり、科学で立証するということ自体がある意味傲慢というか
でも確実に実りとして現される。
先輩方の実りを観れば、正直なところ私の田畑の作物は、目くそ鼻くそといったところで、知識があってもまだまだ智慧となり身となるのはもう少し先のことなのでしょうが、
それでも
足るを知りホッとするんです

コレがいのちの営みであり調和なんだと
そして恵みに感謝して
なんの躊躇もなく
ただただ先人の叡智の発酵食材
味噌を合わせて味噌汁を作り
玄米を炊く
そして
ゆっくりと心を穏やかに時間をかけ
噛み締める悦び
まさに悦



そしてなぜだか
恵みに感謝することこそあれど、恵の量には反応することがなくなりました
だから本当に毎日が愛おしくなって仕方ない

そして今日は久しぶりに私のオハコ
ロールケーキを焼きました
自然農で昨年の秋に収穫した小豆 ゴキねぶりを入れてみました

しっかりとしたツブツブ感の中にも、何とも言えない
存在感があって


今年の春には小麦が収穫出来る予定

そうなれば、小麦粉も自家栽培
クリームは残念ながら今回は購入したのですが、もう大豆は収穫出来ることは昨年の秋に経験済み

豆乳クリームが出来れば、ほぼ全て自家栽培でのお菓子が完成


コレでゴキゲンに居れず何とする







やぁ、
もうどこでも生きて行ける

っちゃって
そしてこの度、私のbook師匠でもある
故 大森 英櫻氏の
愛弟子の磯貝氏に改名して頂き
通称ではあるのですが、
倫子 ミチコに致しました

倫は、人の守るべき道、道理の意味もあることから、困っている人を助ける正義感を持ち、道徳を重んじながら社会貢献できる人に。まじめで人を思いやる心を持ち、多くの人から信頼される。いつも良い仲間に囲まれた幸せな人生を送れることを願って。
とても気に入ってます

そしてもう一つ。
今春、
里山に引っ越すことにします


どうしても、自然農をもっと身近でやってみたい
そして誰と比べることもなく、
自然に添い
従い
応じる
ただただ先人の叡智と今を感謝して生きたい。
妄想だけが半端なく、泉の如く出てくるのです。
この感覚は、5年前のわたしには無かった
ワクワク感


お後がよろしいようで

