本日は、認知症疾患治療病棟に勤務している精神保健福祉士の川井さんのコメントです。
私が勤務する認知症治療病棟「マロン病棟」では、認知症により在宅や施設などでの生活が困難な方を対象に、集中的な医療と介護を提供しています。
地域で困っている方々の相談窓口として、受診や入院相談、退院先施設との連絡調整など、患者様がその人らしく、穏やかに暮らしていけるよう考えながら日々業務に取り組んでいます。
当病棟では入院期間の目標を2か月としているため、入院期間中にどんな関わりが出来るか、病棟職員で話し合いの機会を設けています。
具体的には、入院後1週間をめどに、担当の看護師、介護福祉士、作業療法士、看護助手、精神保健福祉士でカンファレンスを行い、患者様の情報共有を行っています。
多職種が多くいる病棟ですが、チームワークは抜群で、どんな小さなことでも聞きやすく、相談しやすい環境です。
私自身、相談に来られたご家族様が、“相談してよかった、話しただけで少し気持ちが楽になりました”と笑顔になってくださることがとてもうれしく、大きなやりがいを感じています。
何かあったら栗田病院に相談しよう、そう思っていただけるよう、これからも、患者様やご家族様とかかわらせて頂ければと思います。