先日、能登麻美子ちゃんと紅茶会をしました!

都内某所にて、ティーブレンダー熊崎俊太郎さんの入れて下さる、
とっっっっっても美味しい多彩な紅茶達を3時間も楽しんじゃいました☆
熊崎俊太郎さんは、以前このブログでも紹介したことのある、
『フィーユ・ブルー』のティーブレンダーさんでもあります。
そして漫画『紅茶王子』のモデルでもあります!

その日のメニュー
$声優★甲斐田裕子のオフィシャルブログ-image

こんな感じ!
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右上のグラス、スパークリングワインのように見えますが、
炭酸水で紅茶を抽出したティーソーダです!
むっちゃくちゃ美味しいのですよ!

作り方は簡単☆
◯買って来た炭酸水のボトルに、『フィーユ・ブルー』のティーバッグを入れる。
◯冷蔵庫で1~2日寝かす。
◯吹き出さないようにそっと、少しずつ開ける、グラスに注ぐ!
(すぐに開けると吹き出して、半分位無くなっちゃうそう。注意。)
これだけ!!
常温で抽出すると紅茶が出過ぎてしまうので、冷蔵庫で少しずつ、水出しの要領で。。。

その後もセイロン、マスカット、ダージリン、ロンド、アールグレイ、パルフェタムール…沢山いただきました!
マスカットの香りとお味が、感動が大きいです!
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じゃん!
たくさんのケーキ!!
ケーキの時はダージリンを少し濃いめにいれて下さったり、
甘味とのバランスまで考えて下さって!
チョコレートケーキに合うブレンド、パルフェタムールも美味しかったです。

ホットの入れ方も簡単。
でも私、自分の淹れ方が少しずつ間違ってたことを知りました。

まず水は、水道水を浄水器(簡単な物でOK)に通した物が一番空気を含んでて適しているとか。
買って来るならボルヴィックだと失敗がないそうです。
私は料理用のとても柔らかい水(温泉水99)を使ってました…
硬度が低いと抽出され過ぎて雑味が増えるそうです。
硬度が高すぎるとミネラル分が雑味になります。

温めたポットに、グラグラ沸いたお湯を入れ、『フィーユブルー』のティーバッグを、軽く降ってから入れる。
ティーバッグの時はお湯が先。
茶葉がふわっと広がって美味しく抽出できます。
先にティーバッグを軽く降っておくと、
細かい割れた茶葉が網目を通りお茶に混入して雑味になるのを防げます。

いちいち『フィーユブルーの』と書くのは、ここからに秘密があります。

◯三角錐状になったティーバッグは、
お湯の中できれいに広がり茶葉を程よく踊らせ旨味を抽出させてくれます。

◯しばらくして茶葉が沈むと底面に溜まるため、
三角のてっぺんが水面に顔を出します。
時計が無くても飲み頃が分かります。

◯顔を出した先っぽに、雑味となるアクが溜まり、お茶に残りません。

◯バイオプラスチック(とうもろこし等から出来てる)製のティーバッグは、そのまま土に埋めれば土に帰ります。

これだけの秘密が、『フィーユブルー』のティーバッグには隠されていました!
私は、ティーバッグの上からお湯を注いでたのが間違いです…。

ティーバッグを取り出す時、絞るのもダメですよ、雑味を増やしてしまいます。

そして何より、研究熱心な熊崎さんのブレンドした
複雑で、でも美しいハーモニーを奏でる紅茶が飲めるのは、
フィーユブルーの特権です。

本物を目指し物事を追求するのを楽しんでいる方々とお話しすると感じるのは、
芝居を追求する姿勢と同じだなと言う事。
熊崎さんは、一つのブレンドを作るためにたくさんの勉強をされ、
それを踏まえて、どれだけその努力の跡を隠し、見せないかに醍醐味がある、
と言うような事をおっしゃってました。
そして目指すのは、
『理解できるけど、説明できない味』だと。

その話を聞きながら、うんうん頷いてしまった!

『スヌーティー』という、スヌーピーやピーナッツをイメージした紅茶もあるのですが、
それを初めてブレンドした時も、
実家に帰ってスヌーピーの漫画を1万本(四コマなので)以上読み返し、
キャラクター達が食べたり飲んだりしているシーンを特に大切にし、
この子が好きなのはこんな味、
この子にブレンドしてあげるならこんな紅茶…
なんて考えて作ったんだとか。
そのプレゼンに本国の方々が感動し、
即スヌーピーのライセンスを得る事が出来たそうです。

そして今の新作は、セレブレーション。
昔、ブランデーを割るためにブレンドされた紅茶があったそうです。
パズルのピースが一つ欠けているようにブレンドされた、
ブランデーに足して初めて完成する味。
セレブレーションは紅茶単品でも美味しくなるようブレンドされてるし、
ブランデーやラムと合わせても引き立たせ合ってくれるんです!
まだやってないので、やってみたい!!


これらの紅茶はネットで購入出来ますので、
是非みなさんの舌で味わってみてください!

せわしい毎日、ふと、その時の流れをゆるやかに、
茶葉が踊る姿を眺めながら紅茶の香りを愉しむ、
そんな時に新たなひらめきがあったりするのかも...

紅茶を入れ、ゆったり飲むのに必要な時間は30分ほどだとか。
「だから30分アニメは大切なんです!!」
と熊崎さんはおっしゃってました☆