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左から
楽箏・龍笛を演奏された、中村香奈子さん
六条御息所役、私
光源氏役、KENNさん、
花散里・照日の巫女役、沢城みゆきちゃん、
横川の聖役、平田広明さん、
楽琵琶・笙を演奏された、中田太三さん

『朗読能シアター 葵上』
昨日無事に全4ステージを終えました。
観に来て下さった方、ありがとうございました!

稽古時間も少なくて悩みに悩みながら劇場入りの時を迎えてしまったけど、
お客さんが入って、生演奏と照明とあのピンと張りつめた空気を感じたら、
一気に色んな事が昇華された。
やっぱり舞台ってステキだなぁ。
初日の出番前の袖での待機のとき、緊張マックス、心臓出そう。
何度舞台立ってもそうなっちゃうのですね。。。私。
ちゃんと声出せるかドキドキな自分に驚きながらも観察してる。
怖いけど、どこか心地良かったり。

私が着てる着物、とってもステキなんですよ!!
品のいい紫、さりげないながらも美しい絞り。
着るたびに高貴な人になった気分でした。

おかげさまで満員御礼となりました全4ステージ共、
暖かい大きな拍手でカーテンコールを迎えられました。
毎ステージ行われたトークショーも、
本編の張りつめた空気とは打って変わって
大きな笑いの起こる楽しいものとなりました。

今回の朗読の台本も予想を遥かに上回る売行きとなり、
早々に売り切れ、途中から予約販売となったそうです。
みなさん、ありがとうございます!

是非また来年も開催して欲しいです。
そして出演出来たら嬉しいです。
地方公演とかやってほしいですね。
本当に細かいケアをしてくださった宝生流和の会の方々、
出演者スタッフの皆様、ステキなご縁をいただきありがとうございました。


3ステ目、終演とトークショーの間の短い時間に
平田さんに楽屋に呼び出された出演者5人。
「ダメだし!?」
と思いきや、なんと人数分のフラペチーノ!!
歓喜しました☆
一気にクールダウン&糖分補給したよ、脳みそ。
初日祝やら差し入れやら毎回気を使って下さる平田さん。
いつも感謝です。さすが平田ジャパン!


来月6月29日(土)16時から
水道橋 宝生能楽堂にて
『体感する能  葵上 梓の出』
があります。
光源氏がその生涯を語る連吟「須磨源氏」、
夕顔の霊が光の君との忘れがたい恋を偲ぶ舞囃子「半蔀」、
嫉妬に苦しむ女の情念を深く描いた能「葵上 梓の出」
そして、狂言「梟」を笑いのスパイスとして。。。
全四演目が並びます。
平田さんがナビゲーターとして登壇されますよ。
能舞台の上は金属は持ち込めないとの事で、
平田さん、眼鏡禁止だそうです。大丈夫かな?

是非こちらにも足を運んでみて下さい☆