久しぶりに、俳協の津田英三さんと一緒に仕事をしました。

以前お会いした時、つかこうへいさんの飛龍伝を、
熱く実演しながら語って下さったのが印象深く、
こないだ私は北区つかこうへい劇団の解散公演で初めて飛龍伝を観たので、
飛龍伝話で盛り上がりました!

70年安保闘争を舞台にした『飛龍伝』
全共闘、機動隊、、、他にも沢山の耳慣れない言葉や叫びが飛び交う2時間半の舞台。
富田靖子さん、牧瀬里穂さん、石田ひかりさん、広末涼子さん、
小西真奈美さん、黒木メイサさんもこの作品でヒロインを演じています。
安保闘争という、歴史でも飲み屋の話でも聞いたことがあるけれど、
実際目にしていない史実。
けれども目の前の熱演からは何かが伝わってくる、
何より他の満席の観客から伝わってくる何かを受け取れた事が、
つか芝居を観たことがなかった私には良い経験でした。
当時の思いを、やっぱり熱演しながら教えてくださる津田さんは輝いてます。

そして震災後、原発に向かって機動隊の高圧放水車が放水したのを
なんとも言えない気持ちで見ていたと話してくれました。
安保闘争で、原発反対のデモ隊に対して出動した放水車。
現在、それが原発そのものに放水されている…
これをつかさんが生きていたらどんな思いで見ていたろうか。
そしてそれをどんな作品にしただろか…と。


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