クレー射撃クラブの会員になっているのだが、ロングバレルのレミントン1100ではどうも他の皆さんからすると「なんで雁撃ち銃持ってでここにいるんだ?」と言う目で見られるのに少し気苦労していた。(写真で一番長いのが私の鉄砲である)


いつもの友人達も今年からクラブの会員になることを決めたのでこの際数本あるセミオートは売却してオーバーアンダーの散弾銃を買うことにした。


今まで持っていた散弾銃は皆廉価品で5万から10万円位の鉄砲であったがオーバーアンダーは10万以下はまずない。価格帯は状態の著しく悪い物で15万円から。上はイタリア製で2、3百万円もする。


今回たまたま地元の銃器のメルカリの様なサイトにブローニング・シトリが良い状態の物にしてはかなりの廉価で販売されていた。日本人なので以前からミロク製の散弾銃が欲しかったのでまさかこのタイミングとは。運命ではなかろうか。


新旧日本製の鉄砲(上が福島の鉄砲、下段がブローニング)実に200年以上の日本の鉄砲生産の歴史をここで見ることができる。


ミロク製作所は土佐藩鉄砲鍛冶の末裔である弥勒蔵次が創業した日本にある数社の銃器製造会社だ。幕末の経緯で言えばこの2本の鉄砲は複雑な歴史背景があるが、こうして世紀を超えた鉄砲鍛冶の技術が隣り合う事には中々感慨深い者があると感じている。




これからレミントンや他の散弾銃を売却して穴埋めをしていかねばならない。