左から妻、伴弥生さんとご子息、小生
家族でひたしくさせていただいている友人がこの度プロのバレリーナ引退という事で、最終日の公演に夫婦で行ってきた。
伴さんは19年間に渡りRoyal Winnipeg Ballet 英国王立ウィニペグバレー団で活躍され、ソロイストとして舞台でも中心的な役割を果たす有名バレリーナであった。今回の演舞でも白鶴の様な美しさをフルハウスの観衆に披露し、涙の引退となった。
RWBは北アメリカに存在するもっとも古いバレー団体の老舗
王立ウィニペグバレー団は北アメリカで現存するもっとも古いバレー団で創立は1939年、1953年にエリザベス女王二世によって王立の称号を恩賜され現在に至る。1980年代から1990年代にかけてウィニペグと世田谷区の姉妹都市提携の関係から世田谷区近隣のバレー子女の留学が斡旋され日本人ダンサーとの交流が増えるきっかけとなった。以前は三野洋輔さんなどを含め多くの日本人が活躍していたが、伴(旧姓江澤)さんを最後に日本人ダンサーは舞台から姿を消すことになった。