真鍮部品の復元製作の為、砂型鋳造用の木枠を用意する必要があり、この度ようやくそれらしい形になってきたので日記に記しておく。
今回使用した木材はシーダーファーと呼ばれるベイマツの一種だ。之であるが、全くお勧めしない。固い上に割れやすく加工が困難。この材料はきっと建築材としては木目も美しいので使えるが、このような細かい加工にはあまり向いていないようだ。私が使っている両刃の鋸がこんなに切れ味が悪いと感じたのは初めてだ。
まずは2X4の木材を1尺の長さに切っていきそれをまた、2X2に直していく。直した材の辺を切り込み四角い枠になるように加工した。加工した後は木材パテ等を利用して下手くそな組木部分を隠していき、合わせる面を綺麗に直した。
後は紙やすりで表面を作っていけば完成だ。とりあえず今日は乾かして、完全に木材パテが結着するのをまって来週にでも鋳造をやってみようかと思う。
今日のおまけ
昨日始まった雪は10センチ程降って、そのあとの大風であちらこちらに雪山を設けて去っていった。カナダは良い国だが、私が住んでいるところは雪が多く、これならば日本の田舎に住んでもいいのではと思う事もたまにある。併し、火縄銃復元は日本国内ではできないので今の環境を幸せに思う限りだ。


