この記事を出したら
大好きな心書家の棚橋由紀子ちゃん(ゆっこちゃん)からしつもんのギフトが届いたの。



それがこちら。

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【もう一度、同じ状況の息子ちゃんを見たら、今のゆりちゃんはどうしたいんだろう?】

この問いにわたしが直感(0.2秒)で感じたのは

【怒りは変わらず沸点をこえるなぁ…】

だったの。

え?じゃあ、変わらないじゃん。
言い方や伝え方を変えると決めても
感情は沸点を超えるなら、
息子にはまた悲しさや情けない気持ちやモヤモヤを渡すよね?

じゃあ、わたしはいつ見てもなぜ怒りが沸点を超えるくらい反応するんだろうか。

その自問自答に答えがあった。

そもそも。息子が何をしたか。
それは弟に相づち代わりに何度かお尻を蹴ったの。
「ちがうわ!」って。

で、内容はどうであれ、
わたしはこの手を出すってのにものすごい反応する。

「人が嫌がることをするな」って。

なんで嫌なのか。
それに浮かんだのがまさかのお父さんだった。
めちゃくちゃ手を出されたわけじゃないし
ほんとにたくさんたくさん遊んでもらったし、今も変わらない味方でいてくれるし「大好き」と言ってくれるようなわたしも大好きなお父さんなんだけど。

わたしは第一子だから
お父さんもわたしには向き合いすぎたなぁとも言う。

わたしもぶつかっていくから
激しいケンカもした。
手を出されたときもある。

でね、4人兄弟なんだけど
4人経つにつれて「ゆりには厳しくした時があったなぁ…ごめんねぇ」なんて言われた。

でね、わたしも大人になってたから
「そりゃそうだよねー、初めてだもん。向き合い方わかんなかったよねぇ。いいよ、いいよ」なんて言ってたの。

でもね、
小さなゆりちゃんは嫌だったの。
「ごめんね」「いいよ」
そんな風にかんたんにいいよなんて
ほんとは言いたくなかったの。
小さなゆりちゃんはね。

だって痛かったもん。
怖かったもん。
わたしの言い分聴いてもらってないもん。

嫌だ。
嫌だ。
ごめんねなんて嫌だよーー!

そんな風に小さなゆりちゃんは言いたかった。

「ごめんね」「いいよ」は嫌い。
小さいときから意味がわかんないって思ってた。
ごめんなさいって言いなさい。
意味がわかんなかった。
いいよも。

ごめんなさいって言っても
すぐにいいよなんてなるなら
最初から悲しくない。
「ごめんね」「いいよ」
は見えない暴力だなぁと思ってる。

あ、ずれちゃった。

でね、
これが分かったらスーーーってしたの。
あぁ、小さなゆりちゃん、大人ぶって
いいよなんて言ってごめん。
嫌だったよね。痛かったよね。

そう心に話しかけたら
スーーーってとけた。

夫にも話した。
わたしのこの話。

わたしが「ゆりーー!」って大きな声で呼ばれるのが嫌なのは、いけないことをした時に遠くから呼ばれて怒られるって思ったあの小さなゆりちゃんが怖がってるんだってのも繋がったから。

そしたら遠くから呼ぶときは違う呼び方するねって(笑)

いろいろいろいろ夫婦でまた話せた。

たぶん次に同じ場面をみたら
ただ「何をしてるの?」「嫌だって言ってるよ」と言えるだろうなぁ照れ

お父さんにも「ほんとは嫌だったんだよ、心に残ってたんだよ。」って話してみよう!

ひとつずつひとつずつ丁寧に向き合う。
紐解いていく。
ゆるんでいく。

どうしても沸点を超える怒りがあったら
こんなことに繋がることもあるよ。
感情をぶつけて寝顔を見て「ごめん」ってなっても何も変わらない。
ゆっこちゃんのこの問い。
ぜひ自問自答してみてね

あたたかい子育てタイムに繋がりますように…
だいじょうぶだよ照れ
だいじょうぶ。

自問自答が苦しかったら 
自問自答を少しおいておいて
まず苦しいのを抱えてきた自分を抱きしめてね。

だいじょうぶだよ。

わたしもわたしサイズの布であなたを包み込みたい。