入院3日めにもなると、気持ちも体もすっかり楽になった。


一人でトイレにも行けるようになった。

微熱は相変わらずあるけれど、入院した時の様な苦しさは消えていた。

薬を飲めばたった2日で、こんなに楽になれるのに、今までのはなんだったんだろう・・・


首のエコーを撮りに行った。

血流の流れをみるとか


すごいのは看護師さんが一人で、車椅子にのり点滴を打っている患者を、2人同時に移動させるということ。

裏技はタオル。


車椅子にのっているとはいえ、移動や待ち時間はやはり辛かった。

エコーの結果は聞いていない。

ということは、悪くなかったんだ・・・と思う。


今のところ、首のエコーはこの時だけ。


入院する前からかゆみには苦しめられた。

入院した時には、両腕ともかき傷だらけ。

このかゆみは蕁麻疹だと言われていた。

定規の角でスーッとこする、そうすると赤く線が浮き出る。

でも入院してから、この腕のかゆみは治まりつつあった。


しかし、この日の夜から、今まで以上のかゆみが・・・

部位は足。 

体もかゆいんだけど、足が最悪。


湿疹は出なかった。

でもかゆい!!

この日の夜から、かゆいのと暑いのもあり、眠れない夜をすごすことになる。

四六時中かいている。

少しでも傷にならないようにと、主人に爪切りを持て来てもらい、切ってもらった。

でも、結局傷だらけの汚い足に。

今年の夏は、ロングのスカートしか履けなかった。


K先生は、湿疹がないからあまりおおごとには考えてくれない。

Y先生は「かゆいのはかわそう」といろいろ考えてくれた。

でも、これといった策はなかったけど。

N先生は、無口

首だけ診てかえる・・・


一度我慢しきれず、夜中に看護師さんに訴えたことがあった。

その前に、Y先生が「眠れないようなら、薬を出してあげるから」と言ってくれていたから。

しかし、その日の当直はK先生。

かゆみどめを、点滴で入れてくれた。

けど、それが私には効かないのは知っていたので、がっかり。

案の定、効かなかった。


このかゆみの話には、悪夢関連の話があるんだけど、それはまたその時に・・