説明も終わって、面会終了時間の20時になったので、主人は帰って行った。


点滴と薬が効いたのか、就寝時間の21時少し前から朝まで、何日かぶりかで眠ることができた。

点滴は24時間

薬は1日

メルカゾール 6錠

ヨウ化カリウム 3包

インデラル  3錠

ポララミン   3錠

セレスタミン  4錠


朝7時前、物音で目が覚めた。

主人が出勤前に、荷物を持ってきてくれた。

入れてきたのは、私のお気に入りのミニーちゃんのキャリーバッグ。

『旅行じゃないし』と突っ込みを入れたかったのは内緒。


8時朝食。

私は絶食中。


先生や看護師さんが入れ替わりやってくる


11時体重測定

動けないので、ベッドまで持ってきてくれる


それぐらいであとは、TVをみて横になっているだけ


朝の回診の時、Y先生が食欲はどうか聞いてくれた。

実は朝からお腹が鳴っている。

『食べたい』って気持ちでいっぱい。

話したら、お昼から食べられることに。


そして、楽しみなお昼。

一口食べたら、戻してしまった。

そして、また絶食に・・・

でも夕方に様子を診にきてくれた時に、翌朝から全粥にしてもらうことに。


Y先生は、朝と夕方に必ず顔をだしてくれた。

「食べられるようになるのが、一番だから」と言い、時にはおかずの蓋をとってチェック。

食べられるようになったら、「良かった」って喜んでくれた。


主治医の欄に4人の名前が書いてあったけど、

その中でK先生が一番上。

朝は顔を出してくれたけど、人見知りの私はなんとなく話づらい。 


N先生は、内分泌科ではないみたい。

そして無口。

「どうですか」と聞かれるので答えるんだけど、その返事はない。

必ず、首を聴診器で診て行く。


M先生は女の先生。

ていうか、入院中一度も様子を診に来なかった。

最後に、挨拶にきて下さったときに、『誰?』て思ったわ。


Y先生

一番若い。でも若いからこそ一生懸命って感じ。

私の病室はお年寄りが多かったんだけど、結構看護師さんと間違えられて、「TVがつかない」とか

「点滴が終わる・・」とか言われてた。

病気も担当医も違うんだけど、嫌な顔もしないで、対応してた。

ほんと、先生らしくないけど良い先生。


2日目も21時には、眠りにつけた。


でも、気持ちよく眠れたのはこの日までだった。