今日からは、今までの事を書き始めようと思います。


あの悪夢の様な日々は、もう少しさきにして、病名がわかった日の事から始めます。



2013年5月28日 火曜日


某個人病院からの紹介状をもって、N総合病院の消化器科へ


受付時間は11時まで

早く行っても、待ち時間が多くなるだけなので、ぎりぎりに行くことに。

自宅から車で3~40分。

主人が休みをとって、付き添ってくれます。

私は一人で運転できる状態ではありません。


支度を始めた時から、立ち上がるたびに吐き気が襲い吐きまくり。

車の中でも何回吐いたことか。


ようやく病院に到着。

駐車場からふらふらしながら・・入口に車椅子があるはずと・・・しかしすべて貸し出し中。

そしたら、もう歩けなくて、主人に先に受付に行ってもらうことに。

しばらくイスに座っていたものの、なかなか主人は戻って来ず。

しかたなくまた受付まで歩き出し・・・受付前は人でいっぱい。

やっと、看護師さんと話をしている主人をみつけ・・・


私の様子を見た看護師さんが、ベッドが空いていないか見て来てくれ、ベッドで診察まで待てるように手配してくれた。


この間、私が思っていたこと

『きっと、ここもだめだろう。また、嫌な思いをするのかな。これから、どうしよう』


どのくらい待っただろうか。

ベッドまで先生が来てくれる と言っていたのだが、エコーが見たいからということで、車椅子で診察室に。


そして

わたしを見るなり、「手が震えているけど、いつから?」

えっ?

正直、自覚していなかった。

吐き気やらかゆみやら、微熱やら・・・・いろんな症状があらわれていたんだけど、なんていうんだろう・・

わからなかった。

字が書けなくなっていたのもわかってた。でもそれは手が震えてるからという自覚がなく、力が入らないみたいに思っていた。


答えられないでいると、次に「首、診せて。甲状腺じゃないかな。」


何か、私の目の前が明るくなった瞬間。

それまでは、精神的な事 と決め付けられていて、初めて病名らしい言葉を聞いた。


首も腫れていた。

でも、これも気づいていない。

この1カ月、ろくに鏡を見ていない。

触ると確かに腫れているのがわかる。


この時の脈拍が140超え

先生が見直すほど、驚いていた。


とりあえず、エコー(腹部)を診ることに。

その時、看護師さんに「病名、わかりますか?」と聞いて、「わかると思いますよ」と言われ、少し安心出来た。


甲状腺の検査をすることになり、結果がでるまで、またベッドで待たせてもらうことに。


時間がかかるので、主人にはお昼を食べに行ってもらった。

途中で、看護師さんの

「まよいさん 数値高いです。」

という言葉が聞こえ、どういうことかも理解していなかったけど、また少し安心できた。


主人が戻ってきて、しばらくして、今まで隅っこの狭いベッドにいたのが、中央の広いベッドに移動に。

そこへ先ほどの、消化器科のR先生があらわれ、主人に

「僕はわからないので、専門の先生を呼びましたので・・・」

という会話が聞こえた。


そしてまた少しして、目の前の自動ドアが開いて、4人の先生があらわれた。

ボーっとしながらも、なんかドラマみたいな光景だと思った。

でも、この先生たちじゃないなと・・・


でも、この4人の先生だった。

かわるがわるに、首をみたり・・・正直同じことをされた。


そして、その中の一人の先生が「もう、大丈夫ですよ」と言ってくれ、その言葉でやっと「助かった」と心底安心できた。


誰が言って下さったのかは、わからない。

その後の感じからして、K先生かY先生。


そして、5軒め(重複あり)・7科めでやっと病名がわかり、

入院することになった。