5月ですねー!


って、もう半月も過ぎようとしてますが、

今日は歯医者さんで困ったこと。


ここしばらく、歯医者さんに行っていなかったので、

今年に入って、歯医者さんに通っていたんですが、


その初回、久し振りだったもんで、

問診票の記入がありました。


そこには、

現在、服用している薬について。


あとは、確か

病気治療中であるかの記入欄があったと思います。


病名と薬を書かなくてはいけない。



でも歯医者さんで、乳がんって言う必要があるのか?



以前のブログで書いたのですが、

乳がんになってから、脱毛エステに改めて通い始めようと思って

いざ問診にいってみたら、

やはり治療中であるか、薬を服用しているかを記入するところがあったんですね。


でも、エステにいくのに、どうして乳がんのことを言わなきゃいけないんだろうと思って

「病名は言いたくないのですが、ホルモン治療を受けています。」

と言ったら

「ホルモン治療中ですと、効果がでにくい場合もありますので

医療脱毛をお勧めします。」

と、御断りされてしまいました。

(乳がん患者の方でも、美容脱毛をされている方は沢山いるので、

薬の名前をきちんといえば、きっと脱毛できるんだと思います。


今、思えば、そんなに病名を言いたくないんだったら、

黙ってうけちゃえば良かったかもなーとも思うんですけどね。



で、話は戻って、歯医者さん。

まーた、問診票だよー。

と思って、

でもお医者さんだし、麻酔とかうったりもするし、

言わないわけにはいかんだろう。

と、そこは正直に書きました。


病名「乳がん」

薬「ノルバデックス」



で、いざ呼ばれて、先生とお久しぶりの対面。

実は、ここの歯医者さんには、18歳からお世話になってて

長い付き合い・・・・・

その割りには、先生と打ち解けることもなく(笑)

毎度、挨拶と、必要最低限の治療の話しかしないんですけど、


その先生が、

「今、飲んでるお薬(ノルバデックス)のことなんだけど、

それは抗がん剤とか、そういうお薬なの?」

と言われ、


「いやー、抗がん剤というか、

まー、治療のためのお薬です。」 →厳密には、抗エストロゲン薬だけど

と答えると


寂しげな顔をして

「そっか・・・。大変でしたね。」

と先生。



私的には、

だから、歯医者さん的には問題なく治療できます。

とか、今日の治療に、このお薬がどう影響するのかを

お話ししてくるのかと思ったので、

ちょっと拍子抜け。


おまけに「大変でしたね」

とか言うタイプの先生じゃないので

(とても良い先生なんだけど、淡々としてるので)


思わず、「はい。」しか言えなかった私(^_^;)

「おそれいります。」

とか

「ご心配おかけしました。」

とか、

なんか、もっと言えよ、私(^_^;)



ただね、正直なところ、

こちらも言わなくても良かったのかなー・・・なんて。

いや、言って良かったんですけど、

(病院だから、むしろ言わなきゃなんだけど)

昔から私を知ってる歯医者の先生にも、

私のことを全く知らないエステのお姉さんにも


やっぱり・・・・


「がん患者」ってこと、知られたくないんだろうな。


心配も同情もされたくないんだろうなー。


がん患者だと、もう余命がどうとか、

すぐ心配する人がいるけど、

人それぞれ症状は違うし、

ステージ4でも、変わらずお仕事行ったり、

元気に過ごされてる方はいっぱいいるからね!


と、まあ、こんなこと言っても、

私も自分が乳がんになるまでは、


「がん=死」


のイメージが強すぎて、

会社の先輩が数年前に乳がんになったときは、

ただひたすら不安で、怖くて、

勝手にこっそり泣いたりしてた。

勿論、その先輩は、今はとってもとってもお元気です。


小林麻央ちゃんを見習わなくちゃね。

「がんの影に隠れない」

ホントに麻央ちゃんは、すごい人だ!