今日は私を苦しめた強迫性障害について、お話したいと思います
強迫性障害という病気は、自分の意思に反して、嫌なイメージや考えが出てきてしまい、それがなくなるよう、同じ行動を繰り返してしまう病気です。
そのイメージ、考えのことを「強迫観念」といい、イメージを振り払うための行動を、「強迫行為」といいます。
強迫観念と強迫行為にはいくつか種類があります。
一部紹介すると、
不潔恐怖、加害恐怖、縁起恐怖、確認行為、儀式行為などです。
強迫性障害の不安は、鍵はちゃんと閉めたか、、火の元は大丈夫か、、(確認行為)など、病気でない方も、心配になったり、少し不安になったりすることがあるようなこともありますが、それが生活に支障をきたしてしまうのです。
私の症状は、不潔恐怖と加害恐怖、確認行為でした
簡単に説明すると、
不潔恐怖は、汚れや細菌汚染など自分が汚れることへの恐怖です
その恐怖を打ち消すために、手を何度も洗ってしまったり、体を洗うのにとても時間がかかってしまったりしてしまいます。
加害恐怖は、自分が人を傷つけてしまうのではないか、傷つけてしまったのではないか、人を殺してしまうのではないか、人を轢いてしまったのではないかというような恐ろしい考えが出てきてしまい、何度も道を戻って確認したりしてしまいます
(病気って不思議ですよね…)
確認行為は、火の元の管理や、戸締りがしっかりできたか、不安になり、なんども確認してしまうことです。
私は3つの中でも、加害恐怖の症状が1番強く出ていました。
人に危害を加えてしまうのではと、本当に怖かったです
パニックになってしまうほど、怖かったです。
この加害恐怖により、私は外出することも困難になり、仕事を休職せざるを得なくなりまた。
毎日強迫観念に悩まされ、ヘトヘトでした。
あくまでもわたしの症状をメインに説明しましたが、症状の程度や、強迫観念も人それぞれ。
生活に支障をきたすレベルであれば、本当に辛いですよね
当時は1人で外出なんてまったくできなくなってしまいましたが、今現在は、多少潔癖なところがあったり、寝る前に何度か鍵を確認するくらいで、生活に支障をきたすほどではなくなりました
いい先生に出会えたおかげだな…と思っています
今悩まれている方も、とても辛いかとおもいますが、必ず良くなる時が来ます。
そう信じて、自分を大切にしてください
私が体験した症状がどのように出始めたのかをお話したいと思います。
今日も読んでくださり、ありがとうございました