こんにちは!ゆうひです。
今日は5月11日に発表された
メキシコの工業生産高の発表とメキシコペソ円の影響について
見ていきたいと思います。
目次
・最近のメキシコペソについて
・工業生産高発表とメキシコペソ円の影響
・今後の指標イベント
「最近のメキシコペソの値動きについて」
その理由として
・一つに米長期金利上昇の影響で新興国からマネーが流出していること
・米雇用統計発表による影響を受けたこと
・メキシコの自動車生産高が市場が期待していたよりも大幅に減少(停滞)したこと
などが上げられます。
メキシコペソは5月4日に発表された米雇用統計発表、
続いて自動車生産の発表により大幅に下落しました。
特にメキシコ自動車工業会が7日に発表した4
月のメキシコ自動車生産台数は29万981台と
前年比0.3%増にとどまりました。
去年はセマナサンタと呼ばれる休日が4月にあったため
その分今年の4月には大幅増が見込まれていました。
メキシコの自動車生産高は去年の同時期は
累計台数13.6%と順調な成長を見せていたですが
前年比で0.3増に留まったため
市場には大きなショックとなり通貨は大幅に下落しました。
その後5.542円の底値を記録しました。
ですがここ3ヶ月の底値が5.54円あたりだったこともあり
下げ止まり、逆に9日からペソ円は反発し5.702円まで盛り返しました。
「工業生産高発表とメキシコペソ円の影響」
(オレンジの○が指標発表があった位置)
5月11日の午後22時頃にメキシコで工業生産の年間と月間の数値(3月)が
発表されました。また、午後23時にが外貨準備高も発表されました。
工業生産(年間)の数値は前回が+0.7%で今回の市場予測は-3.4%でした。
工業生産(月間)の数値は前回が+0.4%で今回の市場予測は+0.3%でした。
実際の数値は工業生産(年間)の方は市場予測に反し
さらに低い数値である-3.7%でした。
月間の方は前回と変わりなく±0%でした。
こちらも市場予測に対しては低い値となりました。
外貨準備高は前回は1776億ドルで、今回市場予測は1734億ドル。
実際の発表された数値は1776.2億ドルとなっています。
<メキシコペソ円の影響>
工業生産高が発表されてから5.702円あったメキシコペソ円は下落し
現在は5.631円となっています。
指標発表の値が市場予測と比べて悪材料となったことで
売り優勢となり通貨が下落した模様です。
<今後の立ち回りについて>
5月18日までメキシコ国内においては指標発表はないので
日本経済や米経済、トランプ大統領の発言等に注意する必要があります。
<今後の指標イベント>
・5月18日:金利決定 :前回:7.5% 市場予測:7.5%
では最後まで読んでいただきありがとうございました!
また会いましょう!さようなら!
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