君の悲しみが少しだけ見えるよ。
君が何を、どんな風に工夫を凝らしても、みんな何もかも、まるで悲しみの代償みたい、…そんな気がするんだ。
笑ってもいいし、怒ったって構わないんだ。
君が覗き込む全ての世界に、何もかもが凝縮して詰まっている。
喜びも悲しみも…少なくとも僕にはそう見えるんだ。
だからと言って、君のために…何も…してあげられないけれど……。
i have two secrets, but i often have the urge of babbling out.
i have only two secrets, but i always the urge of talking about them though i have just only two secrets.
友達の家で、ちょうど夜中の1時頃から飲み始めて、そいつの部屋は足の踏み場もない程、酷く散らかっていて、だいぶ前に買った、もう湿気ちまったお菓子とか、そのまんまで転がっているんだ。
でも誰も何も言わないし……笑っているんだよ。
気にしないふりじゃなくて、本当に気にならないんだから、何だかとっても素敵な気分になって随分、飲み明かした。
誰も文句なんて言わなかったし、みんな思い思い、話し続けて、少し幸せな気分になったんだ。
そいつの部屋には、そいつなりのセンチメンタルな思いが転がっているんだ。
みんな、そんな思いを愛していたんじゃないかな?
わかったふりなんかしなくていいんだ。
どうせ、君は僕なんかに慣れっこしないんだし、身なりや喋り方で、誰も彼もと取り繕ってばかりだけれど、ふと気づくと、本当はみんな違うって言いたいみたいに見えるんだ。