知的であるためにはある種の無防備さが必要だ
内田樹
無知とは知識の欠如でなく、ジャンクな情報で頭がぎっしり詰まっていて新たな情報の入力ができない状態のことだと、思想家・武道家は言う。
これに対し、学びとは、入力のあるたびにそれを入れる器そのものの形状や容積が変化してゆくこと。
危うくもあるこのプロセスを、生徒らが傷つくことなく通過できるよう慮る(おもんぱかる)のが教育だと。
『だからあれほど言ったのに』から。
2024.5.1 朝日新聞 「折々のことば 鷲田清一」から。
***************
私は「私」使うことによって浮いた気分、軽やかな気持ちを抑制しようとしてきたのかもしれない。
川本三郎
なぜあの時あんなことをしたのか、せざるをえなかったのか。
そんな痛恨を抱え込んだ自分には「ロー・キー」で語ることしか許せずにきたと、評論家は言う。
歴史的な脈絡をもつ出来事も、個人の身に起こる時はその「内面の感情にそって」起こる。
だからそこに生じた「負債」をないことにはできないと。
『マイ・バック・ページ』から。
2024.5.3 朝日新聞 「折々のことば 鷲田清一」から。
***************
3日は、日比谷ミッドタウンへ。
初めて観た「神楽」。
演目は「大蛇」(ヤマタノオロチ)で、先ず4匹の大蛇の衣装(?)のデザインや和の色彩の美しさに魅了され。
また狭い舞台で息もぴったりに、長い身体をあやつる中の方々の動きに、私も含め何度か拍手が会場にわき起こりました🐍
暗い会場で観たら、また一段と幽玄な感じを味わえることでしょう。
「Gospel & Soul」は6Fの屋上ガーデンで。
お天気がよく、かなり西日も強く、時おり強風も吹き抜けるなかでしたが、少しハスキーで柔らかな歌声がときに力強くそしてソウルフルに聴く人の心に届けられました♪
どちらも心から楽しめたことに感謝!
昨日は右膝に痛みがでたものの、今朝はだいぶ楽になっています。
以前のような四六時中ズキズキ痛むような状態ではなくなっていて、ありがたい。
昨夜「御茶ノ水」を紹介する番組内で、ジャズのライブハウスの場面があり、そのときに演奏されていた曲目がテロップで流れましたが、
「Enjoy it While you can」
了解です
********
〈追記〉
15分ほど前からTVで「鬼滅の刃」を観ていたら、五つの頭を持つ大蛇が出てきた
19:35