いらっしゃいませ
ようこそ 地蔵カフェへ
おしゃべりインコ🦜は、新入社員代表の彼女が席に戻るのを見て、そこまで飛んでいった
そして、彼女の肩に乗って、僕のほうを見た
早く来いと、言うかのように
「お疲れ様でした、素晴らしいスピーチ🎤でした」
彼女には、聞こえるはずもないけれど、僕は思わずそう言って、深々とおじきしてしまった
目線が下を向いた僕の目👀に入ったのは
小刻みに震えているかのような手を、悟られないように、グッと握りしめたり、開いたり
足のチカラが抜けてしまったのか、ひざも何度も押さえるような、しぐさをしていた
彼女でした
「ミンナ イッショト イッタダロ
ミエテイルブブンダケ ミルンジャナイ
バカモノ」
おしゃべりインコ🦜が、荒ぶって
僕の頭の上に乗り、髪の毛をガジガジ噛んだ
それでは また
南無〜
寝起きで、目ヤニ拭いてなくてごめんね
by看板犬すずこ