多様性 | うつ&Aセクをなるべく楽しむ

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先日の職場での出来事。

何人かの同僚が雑談している近くの席に私が座ったら、
Aさんが私に「Bさんが、おかしな事を言ってるけど、どう思う?」と話しかけてきた。
詳しい経緯は分からないが、Bさんが「自分にはこんな性格的な特徴がある」と言ったらしい。
私は、Bさんの言う特徴に素直に共感できたので「いいんじゃないですか?いろんな人がいるんだし」というように答えたけど、Aさんはイマイチ納得できてないみたいで、おかしいと言い続けていた。
まあ、それは揉め事などに発展する事なく終わった事なんだけど。

私たちの職場は皆が「障害者」であり、「障害者」≒「少数者」と社会では認識されてるかもしれない。

Bさんの言っていた特徴とは障害に関する事ではなく、性格みたいなものだから、障害の有無に関係なく、そういう人って多そうだなぁと感じるものだった。
私にも当てはまる気もしたから上記の受け答えをした。

とはいえ、Bさんを肯定し、Aさんを否定するような形になったかもしれない。あくまで冗談ぽく話してる雑談だったから、AさんもBさんも気にしてないといいけど。
ただ、もし私がAさんに共感して「Bさんはおかしい」と言っていたら、Bさんは冗談と受け止める事が出来ても、自分の特徴がおかしいなんていい気分にはならないんじゃないかと思う。

同じ「障害者」と言っても、あくまでひとりの人間なので、障害に関係なく皆それぞれ違う人間。
多様性がある。

「少数者」である「障害者」同士が、そういう多様性を認めなければ、誰が認めるんだろう。誰に認めて貰えばいいんだろう。

Aさんに対して、私は否定したのではなく、多様性を認めて欲しいなと思ったのだけど、そこまで伝わったかわからない。

人間、誰でも反りの合わない人や、生理的にダメと言う人もいるだろうが、それも「多様性」として、認める事だけはしたいと思う。
障害に限らず、国籍やら性別やら、色々な多様性を認めていけば、世の中もう少し居心地よくなるんじゃないかな。