本日転院先の病院へ受診してきました。
紹介状の画像をみて、先生が病状をどの様に話されるか…ドキドキしながら待ちました。
やはり、上顎の癌、進行もかなりしているとのこと。このままでは、右眼の視力は失うと。鼻の骨は溶けていて、左側にも膿が出ている状態。
もし仮にこのまま手術をするとしたら顔面の1/4が欠損、眼球は摘出とのこと。
ただ、今の治療はカテーテルで抗がん剤治療+放射線治療で腫瘍はほぼ無くなる場合もあり、その場合は手術をしないこともあるそう。
前の主治医の先生からはリンパに大きな影が…とお話しがありそれが気がかりでしたが、今日診ていただいた先生からは、それらしき所見はみられない…と言われました。
しかし、万が一もあるのでPET-CTは行っておいた方がよいということで、今度はさらに大きな病院でPET-CTの予約をしてもらいました。
健康保険が適用対象にはなるけれど、高額な費用になること、検査時間が2〜3時間くらいかかること、検査日から翌日は微量の放射線物質が排出されるため、なるべく子ども達とははなれて過ごすこと…等の説明がありました。
PET-CTの検査結果によって治療方針がかわります。
転移がみられなければ、局所で抗がん剤+放射線治療へ。
転移があれば、局所ではなく全身の抗がん剤治療+放射線になるそうです。
そのために、全身麻酔に耐えられるか検査をしました。(血液、尿、心電図、呼吸機能)
上顎癌には遠隔転移する事例は稀だそうです。
そうであることを切に願います。
疼痛管理について相談もしました。
カロナールはほぼ効かないと相談したところ、医療麻薬を処方していただくことになりました。
・ナルサス2mg×1錠(1錠で24時間効く)
+(頓服)
・ナルラピド1mg×1錠
(1時間開ければ何回でも服用可能)
ナルラピドは痛みの波が強い時に足して飲んで良いそうです。
副作用は、吐き気、眠気、便秘。
吐き気止めと下剤も処方されました。
加えて、抗生物質も。
こちらで炎症が引いてくれば痛みも軽減するそうです。
今夜夕食後から服用開始するので様子を見守ろうと思います。
まだ結果次第なところはありますが、今後の治療についての話も聞けて父も私も少し心が軽くなりました。