1.幼稚園
2.“幼稚園”②
の続き。
これ幼稚園シリーズにしようかな(笑)
上の2つはなぜこの幼稚園にしようと思ったか、経緯が書いてあります
子どもの思いを大切にしてくれる幼稚園。家では全部が全部、長男の思いを聞いてやることもできなくて。
幼稚園で頑張ってきとるのもあるせいか家でワガママ放題。
甘やかすと甘えさせるの境目が分かんなくなってきたところだった。
◎トイレトレーニング編◎
長男:年少
幼稚園ではまだまだ自分を出せない長男。
ある時、担任はもっていないけどフォローで入っていた先生に私が呼び止められる。
トイトレでいろいろ悩んでたとき。
「お母さん、○○(長男)がね、
まだ幼稚園で感情出せない中で、
オシッコ漏れちゃった時だけすごく
泣くんですよ。そういうときだけ
感情出して珍しいから、
よっぽど怖い思いでもしたかな
と思って、○○に
『オシッコ漏らして嫌な思い出でもあるの?』
って聞いたら、静かにウンと
頷いてくれたんです。お母さん、
怒ったことありますか?」
図星やったよね。
一度ホントに自分もこれひどかったなって思うくらい、
トイレの目の前まで行ったのに失敗して、はっ倒して怒鳴るというのを、
↑書いてるとやばい表現やな…
長男にしたことがあって。
1才すぎて手がかかり始めてる次男と長男のトイレ失敗といろいろ重なって、いっぱいいっぱいになったときでね。
後でやっちゃったなと反省はしたんだけど自分の中だけで、何だか胸にモヤモヤとしたものが残ってた。
それからかはわかんないけど、家でも失敗しそうになったり失敗したときは私が怒らなくとも長男は泣いてたん。
それを真っ先に思い出して涙が出てきたよね
しかも先生がめちゃめちゃ優しい言葉なげかけてくれるから涙が止まらないし
お母さんもいっぱい泣いていいんだよ~と言われて余計涙があふれて止まらないし
「お母さん、毎日忙しい中で
よくトイレトレーニング
頑張ってるね、えらいよー!
2人いるから大変だよね。
いっぱいいっぱいになるとき
分かる!(この先生も2児の母)
ただね、子どもの心には
深く残ってるんだよ。大人も
余裕なくて感情的になって
間違っちゃうことあるけど、
そういうときは素直に謝れば
子どもは分かってくれるんだよ。
幼稚園ではオシッコ漏らしても
大丈夫だからねって言って
ありますからね。お母さん、
○○に今謝る?後で謝る?」
と言われて、バツが悪そうに(もしかしたら言ってしまって怒られるとか思ってたかな)、遠くで遊びながらこちらをチラチラ見てた長男を呼んで今謝ることにしました。
ごめんね、前にトイレ失敗したとき、
ものすごく怒っちゃってごめんね。
お母さん怖かったよね。ごめんなさい。
長男を抱き締めながら泣きながらそんなようなことを言った気がする。
長男は静かに抱き締められたまま何も言わなかったと思う。
その後…
家でもオシッコ漏らしても全く泣かない
むしろ大丈夫だよなんて自分で言ってる(笑)
何この大違い
そんなにあの怒った鬼ババトイレ事件が胸にトゲとして引っ掛かってたか!と。
そのトゲがとれたからこうなったのかなぁーと思いましたわよ。
心に傷を負わせてたと思うと、なんてことをしたんだろうという後悔と申し訳ない気持ちでいっぱい。
先生に言われなかったら、長男に謝ってなかったら。
きっと変わらなかったんだろうな。
この一件で大きく変わっちゃうんだからすごいなと。
きっと今までだったら、だって長男が悪いもん、なんて心の奥で思ってて。
謝ることなんてなかったんじゃないかなぁ。悪いと思ってても伝えないままだったな。
大人だって間違えることはあるし、やっちゃったなってことはいくらでもある。
だからこそ子どもに対してもちゃんと謝ることって大事だね。
そんなことを学んだ年少時代の1日でした。