今日は歌会始でしたねー!
大学の専攻が日本文学だった私は
自分も短歌や川柳を詠むこともあり、
天皇陛下はじめ皇族の方々のお歌も
一般公募で選ばれた方のお歌もとても楽しみで
毎年わくわくしながら拝見しています。
今年の歌会始のお題は『野』。
私がまず思い浮かべたのは
額田王(ぬかたのおおきみ)でした。
茜さす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る
あまりにも有名な、万葉集の歌です。
教科書などで目にしたことのある方も多いのでは?
高校の頃の私は、卒業論文で創作を選び
額田王を主人公にした、
中大兄皇子と大海人皇子とのラブストーリーを書いたのも、
懐かしい思い出です。
いやあ、高校生の書いた拙い小説(?)を
よく卒業制作として認めてくれたなあ…
当時の担任だった現代国語の先生に、感謝ですね(笑)
歌会始でのお題は、和菓子や茶道のお椀など、
あちこちで使われます。
私の祖母は、新年のご挨拶に
歌会始のお題に沿って作られた和菓子を
いつもお届けしていました。
こういうさりげない気遣いも、
大人の女性としては粋なものとして
私も受け継いでいきたいな、と思っています。