流麗 岡村由香子公式ブログ

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心理カウンセラー、ビジネスコンサルタント。
カウンセリングは自身の経験を活かし、主に不登校・登校拒否のお子さんとその保護者の方々への支援を。個人・法人経営者の経営相談も。
地域社会に貢献すべく、民生委員・児童委員、地域ボランティアとしても複数団体で活動中。

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そろそろ新学期だよね。
我が家の小学生も、明日が始業式。

新学期!いいことがいっぱい!
友達もたくさんできるかなー!みたいに、
楽しいことしかないよ!っていう話が
よく聞こえてくるけど、
それがかえって
「楽しくないといけないんだ…」って、
重かったり、しんどかったりする子も多いと思う。

我が家の子どもたちも、
小6兄は一学期の修学旅行めあて、
小4妹はクラス替え&担任の先生が誰になるかで
ワクワクして今は行く気になってるけど、
基本的には、みんなで同じことを一斉にやるのに
あまり向いていない子たちだから、
楽しく学べるなら、学校でも家庭でも構わない、と
私たち親も、ゆるーく受け止めてる。

ちょっと背中を押されて頑張れるなら、
頑張る経験をしてみることも大切。
背中を押されて余計に苦しくなるなら、
頑張らなくていい。
自分が壊れるくらいなら、無理しないでいい。

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親がわにしてみたら、
(親の世代のころにはそうだったから)
学校に行くほうが上手くいくはずだ!と思うし
(親からはそう感じられるから)
あえて我が子に遠回りの道やイバラの道を行かせたくない。
だからこそ、どうしても「学校という安全地帯」に戻したくてジタバタする。

でもね、
社会もどんどん常識と言われるものが変わっていってて
私がコドモだった30年前とは、いろいろ大きく違ってきてる。
(私ゆっちょは只今44歳)

学校というところが苦手な子も
ウチの子は他の子と違う、と悩む親御さんも、
いま前が見えないトンネルの中にいるみたいかもしれない。

でも、大丈夫。
自分で自分を一番に大好きでいられれば、
我が子を世界で一番信じていれば
必ず、世界は開けるよ。


「危険を感じたなら“3年は勤めろ”なんて無視しなさい」という教授に賛否上がる! 「新社会人に送りたい」「会社は金儲けのためにあるのではない」〜ガジェット通信



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ある意味、真実。

だけど、間違いでもある。


私たち経営者からすると

確かに会社の目的の一番は「お金儲け」だけど、

儲けることで、

社員へは給与や福利厚生という形で還元できるし

社会に対しては

商品やサービスはもちろん、

各種税金を支払うことで貢献もできる。


ただ、バブル期以前とは違うのは、

昔ながらの年功序列っていう時代じゃないし、

1つの会社に勤め続けないといけないということもない。

一年で辞めてしまうからダメとか、

三年は勤めないと分からない、かと言われたら、

そうとも言い切れなくなってきてる。


もちろん危険を感じるほど追い詰められているなら、

1つしかない体、命を最優先に身を守るべき。

会社であなたの代わりに働いてくれる人は

必ず見つかるけど、

あなたという人は一人しかいないし、

代わりになるものは絶対にないから。



でも、こういう話題のときにいつも思うのは、

「命の危険を感じるほど追い詰められているのか?」だ。

批判を承知で言うと、

そういう理屈を盾にして、

本気で振り切る前に

自分を安く見積もってる奴もたくさんいる。


だから、昔の人はよく言ったもので

「三年は勤めないと」なんだよな。

一年目は慣れることだけであっと云う間、

二年目は改善方法が考えられるようになって

工夫もできる、

三年目でようやく余裕ができる。

利益も同じこと。



お勤めでも自営でも、

本気で働いたことがある人なら

分かると思うけどね。


あ、くれぐれも、

「だから死ぬまで働け」とは言ってないよ。

むしろ、死にそうなくらい自分を追い込む前に

逃げられる感覚を持つのも、

相談できる人がいるのも大切だし、

そこも能力の1つだと思うよ。


なにかを目指して歩いていくのが


「努力」なら、


なんの目的もなく歩いていくのは


「探検」だろう。



努力し続けるのは素晴らしいことだけど、


そんなときには、目指しているものしか


目に入っていなくて、


歩いている道のそばに咲いている花とか


歩いているときの空の色とか


他にも《いいもの》が


たくさんあるのかもしれない、という


余白が感じられないこともある。



努力の合間に


目的のない探検をしよう。


いままでとは違う《いいもの》が、


驚くほど近くにあるのに気づく、かも。



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