書込み者のオジサンが所属する遊漁船組合の組合員さんの一人が<前立腺肥大症>という病気で入院してしまいました。
よって、彼の組合員が入院している病院へ<見舞い>に行ってきました。
その組合員さんがいう病状は大変厳しい病名らしく、福岡でも泌尿器科では有名な病院の医者による手術を受けたそうです。
何しろ、その手の病気には無知であるオジサンは、彼の人の症状を聞いてビックリして帰って来た次第、ブログ読者の皆さんで無知な方は共有してください。
 <前立腺肥大症>とは、そもそも小用が溜まる膀胱の障害であって、前立腺は、解剖学的には膀胱の下で尿道を取り囲むようにして存在する臓器のようです。
この辺から話題は専門的になりますが、前立腺から分泌される前立腺液は精液の構成成分で、対外に射精された精液中の精子を保護し、エネルギーを補充する働きがあるそうです。
男性は年齢を加齢してくるたびに生殖能力を必要としなくなるため、前立腺は萎縮するか、肥大するかのどちらかの道を選ぶそうです。
 この<どちらかを選ぶ>という現象は、日本人の過去は<萎縮>の道を選択していたのですが、食生活の改善により<肥大>の道を選ぶようになったといわれ、日本人男性の80%がこの道を辿っているそうです。
それでは<肥大症>になればどのような症状に入門するのでしょうか?少々箇条書きにして解析したいと思います。
①排尿開始の遅延……小用が出るまでに時間が長くかかる。
②尿線細小……尿線が細くなり、チョロチョロしかでない症状
③尿線分裂……尿が散るために便器を汚してしまう。
④排尿終末時滴下……尿の最後の方がポタポタしかでない症状。
⑤残尿感……排尿直後にまだ出したりない感じがすること。
⑥尿意頻拍……常に尿意が襲ってくる症状。
⑦頻尿……頻繁な尿意のために足繁くトイレで排尿する症状。
⑧夜間頻尿……就寝してから排尿のため、何度もトイレに足を運ぶ。
⑨夜混濁……黄色透明の正常な尿が混濁し汚れた状態。
⑩尿閉……尿がほとんど出なくなる。
上の①~⑩までのどれかの症状が出てくれば、早々に泌尿器科の診察を受けられることをお勧めします。
彼の組合員曰く『とにかく尿が出ない。そして、痛くて、痛くて……』、さすれば、それまでは町医者の治療で膀胱から注射器による吸いとる方法をやっていたが、最近の頻度には勝てなく手術したといいます。
男性の病気は女性にはわかりません。女性の病気は男性にはわかりません。ゆえに、症状が出れば専門医のトビラを叩いてください。