ヒトには<快感>というのを持ち合わせるのは当然のことです。しかしながら他人の器物を損壊するのが<快感>というものでしょうか?
最近、書込み者のオジサンの愛車『シマジロウ』、ちなみに原動機付自転車のことですが、シートの鍵穴を3回壊されました。
壊した鍵穴を修復させるのは、バイク修理屋で一回につき2,500円の費用がかかりますから、合計で7,500円の支出が必要でした。
 ヒトは自分以外の所有物を壊す行為をどのように考えているのでしょうか?
だって、自分の利得にはならないのですから、やった行為は他人に不快感を与えるどころか<犯罪>なのです。

罪名は、刑法261条に【器物損壊】として<公用文書毀棄><私用文書毀棄><建造物損壊>以外の物を損壊または傷害したる物は3年以下の懲役または30万円以下の罰金若しくは科料に処する。

と法律に定めています。
ところが、この条文には不足がついていて<親告罪>として刑法264条に<私用文書毀棄>とともに、被害にあった者の告訴を待って捜査が行われることになっています。
 これでは困りますね、被害にあった者の告訴を待つのですから、現行犯でないと犯人を逮捕できないと同時に、犯人に罪をかぶせることは可及的にはできないのです。
時に、これらの行為を未然に防ぐためには近隣の警察署あるいは交番に届け出て巡回警護をやっていただくほかに手はありません。
なんとかこのような不心得者がいないことを祈るばかりです。